本日の株式市場

 前日の米国株式市場はテクノロジー株が主導して主要3指数揃って下落しました。本日の日経平均株価は、前日比25円安の27,105円で取引を開始しました。寄付き後、東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体関連株は軟調でしたが、前日に好調な通期業績見通しを発表したディスコは上昇が目立ちました。一時27,000円を下回ると値ごろ感から買い支えられ、また、それまで軟調だった米国株式指数先物が上昇したことも追い風となり、後場には一転しプラス圏に浮上しました。しかし勢いは続かず、日本時間の明日4:00にFOMCの結果発表を控えていることから警戒感が高まり、結局前日比120円安となる27,011円で取引を終えました。

 個別銘柄では、本日引け後に決算発表を控えるファナックが日経平均株価のマイナス寄与度(26円の押し下げ要因)でトップとなりました。

本日発表予定の海外経済指標等

米国:12月新築住宅販売件数(年率万件)
  前月:74.4 予想:76.0

米国: FOMC結果発表(FFレート誘導目標)
  前回:0.25% 予想:0.25%

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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