本日の株式市場

 前日の米国株式市場では、インフレ抑制のためにFRBが利上げを加速させるとの懸念が続く中で、米国時間の15日にFOMC(米連邦公開市場委員会)の開催を控え、軟調な展開となりました。この流れを引き継ぎ、本日の日経平均株価は、前日比4円安の26,625円で取引を開始しました。東京エレクトロンやダイキンなど、半導体製造装置や機械などの値がさ株をはじめ、幅広い銘柄が下落しました。FOMCに対する警戒感が続く中、後場も下落基調となり、前日比303円安の26,326円と本日の安値圏で取引を終えました。

 東証33業種別指数では、29業種が下落し、前日の米国市場でWTI原油価格が下落したことから、石油石炭製品、鉱業が下落率上位となりました。

本日発表予定の海外経済指標等

  • 米国:6月NY連銀製造業景気指数
      前月:-11.6 予想:2.3
  • 米国:5月小売売上高(前月比)
      前月:+0.9% 予想:前月比+0.1%
  • 米国:6月NAHB住宅市場指数
      前月:69 予想:67
  • 米国:FOMC結果、FRB経済見通し発表(16日3:00)
  • 米国:パウエルFRB議長記者会見(16日3:30)

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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