本日の株式市場

 本日の日経平均株価は前週末比221円高の27,788円と、反発して取引を開始しました。前週末と前日の2営業日を合わせると、米国株主要3指数は揃って小幅上昇でした。米国株高を受けて、日経平均株価は、寄付き後幅広い銘柄の上昇に押し上げられ、一時前週末比円339円高の27,907円まで上げ幅を広げました。しかし、今週は米国や日本、英国など、世界の主要な中央銀行の政策決定会合が予定されており、その後は様子見気運の高まりが重石となりました。日経平均株価は、27,600~27,700円台での狭いレンジでの推移となり、前週末比120円高の27,688円で取引を終えました。

 東証プライム市場では値上がり1,293銘柄に対して、値下がり477銘柄と、全体の7割超の銘柄が上昇しました。一方、売買代金は盛り上がりを欠き、2兆5567億円に留まりました。

本日発表予定の海外経済指標等

  • 米国:8月住宅着工・建設許可件数(年率、万件)
      (着工)前月:144.6 予想:145.0
      (許可)前月:167.4 予想:160.4

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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