(注)データは日本時間2022年11月22日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、中心限月で、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。

海外市場の振り返り

 21日の米国株は反落しました。中国で新型コロナ感染者数が増加し死者が出たことで、中国のゼロコロナ政策緩和の後ずれによるグローバル景気への悪影響が意識されました。米サンフランシスコ連銀のデイリー総裁が、FRBは金融政策を引き締めすぎるリスクに注意する必要がある、などハト派的な発言をしたことでやや下げ幅を縮めました。

相場の注目点 

 12月のFOMCに向けて金融政策への関心が高い状況が続きそうです。今夜(22日)はダドリー、ジョージ、ブラードの3地区連銀総裁の講演、23日は11月FOMC議事録の公表が予定されており、インフレ対応の強度の変化が注目されます。

 米国市場は24日はサンクスギビングデーで休場です。米国では25日(一部は24日の夜から)ブラックフライデーセールが、来週月曜日はサイバーマンデーセールが行われ、オンラインやコロナ禍明けの実店舗の販売状況が注目されます。

本日のイベント

 本日米国株決算では、百貨店のノードストローム、1ドルショップのダラーツリー、アパレルのアメリカンイーグル・アウトフィッターズやアバクロンビー&フィッチ、家電量販店のベストバイ、PC製造販売のヒューレット・パッカードなどが予定されています。小売や軟調なPC販売の足元の状況と年末商戦の見通しが注目されます。

(投資情報部 竹綱 宏行)

(注) データは日本時間2022年11月22日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、中心限月で、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。

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