本日の株式市場

 本日の日経平均株価は前週末比82円高の27,982円で取引を開始しました。前週末、米国株主要3指数が揃って上昇した流れを受け反発して始まると、直後に同107円高の28,007円まで上げ幅を広げました。しかし、心理的節目の28,000円近辺では上値も重く、10時過ぎには上げ幅を失い、前週末終値を挟んで一進一退となりました。前週末で主要企業の決算発表は一巡しており、日経平均株価は新規の材料に欠き、膠着を続けたまま前週末比45円高の27,944円と3営業日ぶりに反発して取引を終えました。東証プライム市場の売買代金概算は2兆4,511億円と、10月19日以来約1ヶ月ぶりに2兆5,000億円を下回りました。

 東証プライム市場では、値上がり1,226銘柄に対して値下がり534銘柄と、値上がり銘柄が優勢でした。一方、東証33業種別では、前週末に世界経済の停滞懸念が浮上し、WTI原油先物相場が下げたことを受け、鉱業が前週末比-1.22%と下落率トップとなりました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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