コロナ禍からの回復に加えて、2022年はウクライナ紛争により、世界中でインフレが加速しました。米国の中央銀行であるFRBは当初、インフレは一時的であり、やがては沈静化してゆくとの見立てでした。ところが、ウクライナ紛争の長期化、中国の都市封鎖などグローバルなサプライチェーンの目詰まり、米国の労働市場が予想以上にタイト化した、など想定外にインフレが加速し、長期化しています。インフレの番人であるFRBでさえ、インフレを予見することは困難です。とは言え、インフレに先行する指標はないのか、という素朴な疑問が沸くのも自然です。

ご投資にあたっての注意点