FINTOS!で読めるリサーチレポート

FINTOS!で購読が可能な、「リサーチレポート」に興味はあるものの、どのような情報が書かれているのかわからない、購読前のアプリ画面を見ると、難しい内容の様だと感じられた方に向けて、この「リサーチレポート」について説明します。

今回はその中で、日本株を選ぶ際の参考になる、株式関連のレポートについてその分類と活用方法を解説します。

投資先選定の参考になる株式関連レポート

FINTOS!で提供されるリサーチレポートは、主に野村證券のアナリスト(調査・分析のプロフェッショナル)によって執筆されています。野村證券がカバーしている(レポートを執筆している)企業は600社以上(2021年3月現在)、時価総額ベースでは86.4%をカバーしていることになります(2020年10月時点)。

個別企業に言及されたレポートは、アプリ上のレポート一覧ページで、赤いアイコンで表示されています。

投資家の皆様の投資判断をサポートしてくれるだけではなく、調査・分析のプロによる様々な角度の切り口は、新たな知見を与えてくれます。

さっそく、どのようなレポートがあるのか、具体的に見ていきましょう。

株式関連レポートの分類

①Quick Note(クイックノート)
  • 企業ニュースや、新聞の報道、決算発表の内容など、マーケットに影響を与えそうな事柄に対して、アナリストがいち早くコメントしたものです。レポートの本紙が1枚程度の読みやすいレポートで、速報性を重視しています。
  • 個別企業に対して言及されているレポートの他、セクター全体に対して言及されているレポートもあります。
②銘柄レポート/セクターレポート
  • 野村證券がカバー(担当アナリストが動向をウォッチしている)する、企業やセクターについてまとめられたレポートです。
  • 銘柄レポートでは、業績予想や、目標株価、レーティング等を確認することができます。
  • 株式関連のレポートの内、 Quick Note以外のレポートの大半が該当します。
  • ページ数は、数ページから十数ページ程度です。
③ベーシック・レポート
  • 「ベーシック・レポート」は銘柄やセクターで、基本的な情報を含めて分析を紹介するレポートです。 タイトルに「ベーシック・レポート」と記載されています。
  • 通常のレポートよりも読み応えのある内容となっています。
④Anchor Report(アンカーレポート)
  • 「Anchor Report」は銘柄やセクターやテーマで、中長期的な投資アイディアについてまとめたロングレポートです。
  • Anchor(アンカー)は「船のいかり」を指します。マーケットの荒波の中でも、投資家の考えがぶれないように、中長期的な投資視点を提供しています。

まとめ(具体的な使い方例)

  • 毎朝株式市場の開場(9:00)前に、レポートの新着画面で、どのようなレポートが出ているのかを確認、Quick Noteで速報性のある話題の解説を確認。
  • ウォッチリストに登録した銘柄など、日ごろから動向をチェックしている銘柄は、画面右上の検索ボタンから、直接レポートを検索。
  • 週末等の比較的時間があるタイミングで「スペシャルレポート」タブにある、Anchor Reportのような読み応えのあるレポートを読み、中長期の投資戦略を考える。

是非、調査・分析のプロフェッショナルのレポートをご活用ください。


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