「長期保有優遇」とは、一定期間以上の株式保有によって優待内容がアップグレードする株主優待のこと。長く株を保有しているだけで優待内容がさらに充実するのは、株主にとって大きなメリットといえます。

そこで今回は、『知って得する株主優待2021』の「マイベスト総合ランキング」から、長期保有優遇制度を導入している銘柄のベスト10をご紹介。株主優待が長期保有でどれだけお得になるのか、銘柄ごとの特徴をぜひご確認ください。

1位:3年以上継続保有で「ふるさと優待」カタログギフトがランクアップ!

8591 オリックス

割当基準日:3月末日/9月末日
優待内容:100株以上保有で「ふるさと優待」カタログギフトから1品を選択(3月のみ)、および株主カード進呈で自社グループ各種サービス割引。そして100株以上を3年以上継続保有でカタログギフトがさらに充実した内容に。

2位:3年以上継続保有でイオンギフトカードがもらえる!

8267 イオン

割当基準日:2月末日/8月末日
優待内容:100株以上で株主優待カードを進呈。半期100万円までの買上金額に対し、保有株に応じた返金率でキャッシュバック。そして1,000株以上を3年以上継続して保有するとイオンギフトカードが株数に応じて進呈される。

3位:1年以上の継続保有が前提の人気優待銘柄

2914 日本たばこ産業

割当基準日:12月末日
優待内容:100株以上を1年以上継続保有の株主を対象に、自社グループ商品(ご飯パックやカップ麺、冷凍うどんやジャムなど)を株数に応じて進呈。

4位:3年以上継続保有で製品詰め合わせがアップグレード!

2897 日清食品ホールディングス

割当基準日:3月末日/9月末日
優待内容:100株以上でグループ会社製品詰め合わせ(株主限定グッズ入り)を進呈。さらに300株以上、もしくは1,000株以上を3年以上継続保有すると、詰め合わせの中身がアップグレードされる。

5位:半年以上の継続保有が前提。5年以上でさらに記念品が!

2590 ダイドーグループホールディングス

割当基準日:1月20日/7月20日
優待内容:100株以上、半年以上継続保有の株主を対象に6,000円相当の優待品を進呈(1月)。また、7月20日に5年以上継続保有の株主には1回限りの記念品が進呈される。 ※期間に関係なく1株以上の株主にグループ企業の商品を優待価格で提供

第6位~第10位 

7164 全国保証

割当基準月:3月末日
優待内容:100株以上を1年以上継続保有で5,000円分のQUOカードまたは特産品など

2282 日本ハム

割当基準月:3月末日/9月末日
優待内容:500株以上を3年以上継続保有で優待商品(グループ商品)が7,500円相当に、5年以上で10,000円相当にアップグレード

2802 味の素

割当基準月:3月末日
優待内容:100株以上を半年以上継続保有の株主を対象に、株数に応じてグループ商品詰め合わせセットを進呈。さらに1,000株以上を3年以上継続保有の株主にはセット内容がアップグレード

8697 日本取引所グループ

割当基準月:3月末日
優待内容100株以上を1年以上継続保有で優待商品のQUOカードの価格がアップ。さらに2年以上、3年以上で段階的にアップ

3003 ヒューリック

割当基準月:12月末日
優待内容300株以上を3年以上継続保有の株主には3,000円相当のグルメカタログギフトより2点(6,000円相当)を進呈

(注)本記事は、株主優待情報誌『知って得する株主優待 2021年版』掲載の読者アンケート結果に基づく「マイベスト総合ランキング」より、長期保有優遇制度のあるの株主優待をピックアップして作成しています。また、同アンケートをベースに、2021年3月16日時点の情報・データに更新しています。保有株数や保有期間により優待内容が異なる場合がありますので、最新の情報や詳細についてはご自身でご確認をお願いいたします。
(出所)野村インベスター・リレーションズ株式会社「長期保有優遇がある株主優待ランキング」ベスト10

野村インベスター・リレーションズ株式会社『知って得する株主優待』公式サイト

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