本日の株式市場

 日経平均株価は、前日比440円安の28,660円で取引を開始しました。国内外で新型コロナの感染拡大による経済活動の停滞に対する懸念が広がりました。寄り付き後も徐々に値を下げ、後場寄り後に前日比680円安に下げ幅を拡大し、28,500円を割り込む場面も見られました。

 その後は安値圏で一進一退となり、前日比591円安の28,508円で取引を終了しました。終値で29,000円を割り込むのは、3月25日以来、約1ヵ月ぶりです。日経平均採用銘柄の上昇は、2021.3期の最終利益について、市場予想を上回る4兆円台後半になるとの見通しが報じられた、ソフトバンクグループを含む7銘柄のみとなりました。TOPIXも前日比-1.98%となり、1,900ポイントを割り込みました。

 東証33業種別では、昨日の下落率トップとなった空運業が前日比+0.06%となった一方、32業種が下落となりました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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