本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前日比96円高の27,573円で取引を開始しました。昨夜の米国市場では、金融不安や景気悪化懸念は和らぎ、エネルギーや銀行セクターの上昇が目立ちました。東京株式市場でも、鉱業や銀行株を中心に上昇し、日経平均株価は一時前日比126円高の27,603円まで上げ幅を拡大しました。しかし、新規の材料も見当たらず、その後は上げ幅を失い、前日終値付近で一進一退となりました。米国長期金利低下が好感され、上昇を続けていた米国ハイテク株も前日は下落しており、日本でも半導体関連株やハイテク株の下落が重石となりました。日経平均株価は引けにかけては持ち直し、前日比41円高の27,518円と、小幅に続伸して取引を終えました。

東証33業種別で銀行業は前日比+1.96%と4営業日ぶりに上昇し、上昇率のトップとなりました。先行きの不透明感が強く薄商いとなり、東証プライム市場の売買代金は、2兆3614億円にとどまりました。

本日発表予定の海外経済指標等

  • 【米国】3月消費者信頼感指数(コンファレンスボード、総合)
      前回:102.9 予想:101.0

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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