デイリーピックス
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2023/11/22 16:12
【イブニングFINTOS!】日経平均株価、朝高後上昇に転じるも、伸び悩み(11/22)
本日の株式市場 前日の米国株式市場で主要3指数は揃って下落しました。加えて、米国時間引け後に米国半導体大手エヌビディアが決算を発表し、2023年8-10月期決算は市場予想を大幅に上回る良好な決算だった一方で、株価は時間外取引で下落しました。この流れを受けて、日経平均株価は、前日比171円安の33,182円で取引を開始しました。一方、イスラエルが、パレスチナ自治区ガザでの戦闘を4日間停止すると伝わったことや、押し目買いが相場を支え、間もなく前日比上昇に転じると、一時、前日比239円高の33,593円まで上げ幅を広げる場面も見られました。後場に入ると祝日を前に新たな材料に乏しい中、伸び悩み、前日比97円高の33,451円で取引を終えました。 個別では、アドバンテストや東京エレクトロンなど、半導体関連株の一角が終日軟調となり、2銘柄で日経平均株価を77円超、押し下げました。 本日発表予定の海外経済指標等 【米国】・10月耐久財受注(前月比) (コア)前月:+0.5% 予想:+0.2% (注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成 ※掲載している画像はイメージです。 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点
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2023/11/22 08:43
【モーニングFINTOS!】主要3指数は揃って小反落(11/22)
海外市場の振り返り 21日の米国株式市場で、主要3指数は揃って小反落となりました。エヌビディアの決算を取引時間終了後に控え、前日までS&P500とナスダック総合指数が5連騰していたこともあり、年末商戦や小売業の苦戦報道も嫌気されて、この日の米国株は小幅下落となりました。現地時間午後2時に発表されたFOMC議事録では、FRBが金融政策について「慎重に進む」姿勢で全員が一致していると述べられています。その中で、インフレ率が2%への道筋を明確にたどっていると確信するためには、さらなる証拠が必要になると強調されており、利上げ終了や2024年の利下げはまだ明確でないとの見方が示されましたが、米国10年国債利回りは小動きとなりました。 相場の注目点 米国では感謝祭休暇を控え、年末ムードが高まると同時に年末商戦が本格化します。市場ではコロナ禍で積み上がった過剰貯蓄の取り崩しによる消費堅調から消費節約志向が高まっていることから、今週末からクリスマス休暇にかけて各社から公表される年末商戦絡みの情報が注目を集めると予想されます。11月2日には、NRF(全米小売業協会)が2023年の年末商戦期間における見通しを発表し、売上高を前年同期比+3~4%と見込んでいます。また、オンライン及び無店舗販売(小売売上高の内数)については、同+7~9%との見通しを示しています。経済統計では、15日に発表された米国10月小売売上高で、生活必需品ではない品目の比重が高い業種の多くで、前月比、前年同月比共に売上高が減少しました。米国では、今週も2023年8-10月期を決算期とする小売企業の決算発表が続いており、発表される小売関連企業の決算動向とあわせ、感謝祭週末の小売業界の報道などを通じて、消費者の購買動向などが注目されます。 (投資情報部 寺田 絢子) (注)データは日本時間2023年11月22日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ※画像はイメージです。 FINTOS!編集部オリジナル記事 【週間ランキング】最も閲覧数が多かった個別銘柄は?トップ10を紹介(11/21) 【#半導体材料】AI抽出15銘柄/レゾナック、ADEKA、積水化学… ご投資にあたっての注意点
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2023/11/21 16:06
【イブニングFINTOS!】日経平均株価、小幅に反落 終日方向感を欠く(11/21)
本日の株式市場 本日の日経平均株価は、前日比65円高の33,453円で取引を開始しました。前日の米国株式市場で主要3指数が揃って上昇したことが好感されました。しかし、為替市場でドル円レートが円高に急速に進んでいることから、輸出企業の採算が悪化するとの懸念が高まったことが株価を抑え、日経平均株価は寄付き後間もなく下落に転じました。その後は、アジア株式市場が堅調に推移したことから、日経平均株価は下げ渋りを見せ、前日終値近辺で一進一退となりました。後場に入っても新たな材料に乏しい中、方向感に欠ける動きとなり、前日比33円安の33,354円と小幅に続落して、取引を終えました。一方、東証グロース市場250指数は前日比+1.79%と3営業日続伸となりました。 個別では、アドバンテストや東京エレクトロンといった半導体関連の一角が上昇し、2銘柄で日経平均株価を約61円押し上げました。 本日発表予定の海外経済指標等 【米国】・10月中古住宅販売件数(年率換算:万件) 前月:396 予想:390・11月FOMC議事要旨 (日本時間翌4:00) (注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成 ※掲載している画像はイメージです。 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点
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2023/11/21 08:28
【モーニングFINTOS!】テクノロジー株主導でナスダック5連騰(11/21)
海外市場の振り返り 米国株市場は、主要3指数とも上昇しました。オープンAIの混乱が懸念されていますが、CEOを解任されたアルトマン氏がマイクロソフトに迎え入れられたとの報道や、当社の殆どの従業員がアルトマン氏が復帰しない場合はマイクロソフトに移籍するとの書簡に署名したとの報道から、AIビジネス路線は最終的に維持されるとの見方が広まり、マイクロソフトの株価上昇がテクノロジー株を中心に米国株のけん引役となりました。また、アナリストの業績判断の引き上げもあり、ボーイングの株価が+4.64%と上昇し、マイクロソフト合わせてNYダウを2銘柄で113ドル押し上げました。20年国債入札が順調に消化されたことで、米国長期金利が小幅に低下し、金利が落ち着いた推移を示したことも株価の追い風となりました。 相場の注目点 米国株式市場では、半導体関連株が大きく上昇しており、日本の半導体関連株もその流れが続くかが注目されます。一方、米ドル円相場は昨日日本株市場の終了時間に1米ドル=149円00銭程度であったものが、148円20銭台へと円高に振れているため、輸出関連株の上値が重くなる可能性があり、注意が必要でしょう。 本日のイベント 本日は米国で半導体大手エヌビディアの決算発表があります。当社の過去の四半期決算発表では、市場予想を大きく上回る実績と見通しを発表しており、AI関連の市場拡大に対する市場の期待は既に高まっている部分もあるとみられます。決算発表を受けて、一段高となるか、材料出尽くしとなるか、米国株市場の反応が日本株市場へも影響を及ぼすとみられます。 (投資情報部 小髙 貴久) (注)データは日本時間2023年11月21日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ※画像はイメージです。 FINTOS!編集部オリジナル記事 【今週の米国株】3週連騰の米国株、エヌビディア決算が握る命運(11/20) 【#水素】AI抽出15銘柄/岩谷産業、栗田工業、日産化学… ご投資にあたっての注意点
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2023/11/20 15:59
【イブニングFINTOS!】日経平均株価、一時年初来高値を上回るも反落(11/20)
本日の株式市場 本日の日経平均株価は、前週末比25円安の33,559円で取引を開始しました。もっとも、これまでに発表された企業決算で業績が概ね堅調だったことから先高観は強く、寄付き後早々に上昇に転じました。一時前週末比268円高の33,853円をつけ年初来高値を上回る場面もありました。ただ、為替市場でドル円レートが円高が進んでいることに加え、先週一週間で約1,000円上昇したことに対する、短期的な過熱感への警戒から、上昇幅を縮小する展開となりました。その後は徐々に上げ幅を縮小し、後場には再度下落に転じました。その後は、追加の材料がない中、33,400円近辺でもみ合いとなり、結局、前週末比197円安の33,388円と、この日の安値圏で取引を終えました。 個別株では、前週末引け後に決算と同時に2024.3期業績見通しの上方修正と自社株買いを発表した、東京海上ホールディングスが前週末比+5.62%と大幅高となりました。一方で、東京エレクトロンやアドバンテストといった半導体関連株の下落が目立ちました。 本日発表予定の海外経済指標等 特にありません。 (注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成 ※掲載している画像はイメージです。 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点
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2023/11/20 08:32
【モーニングFINTOS!】追加材料に乏しく、米国株小幅高(11/20)
海外市場の振り返り 17日の米国株式市場は追加材料に乏しい中、NYダウが前月比+0.00%、S&P500指数が同+0.12%、ナスダック総合指数が同+0.08%と小幅高の展開となりました。この日発表された10月住宅着工件数は年率137.2万戸と市場予想を上回る前月比+1.9%、建築許可件数も年率148.7万件と市場予想を上回る前月比+1.1%となりました。これを受けた10年国債利回りが4.44%とほぼ横ばいで安定したことは株式市場の支えとなりました。一方、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁が「インフレ率が目標の2%に向かう軌道にあるかについて確信は持てない」と述べ、更にボストン連銀のコリンズ総裁も「追加利上げの可能性を除外すべきではない」との見解を示しましたが、いずれも最近のスタンスの域を出ていないため、市場への影響は限定的でした。なお、オープンAIのアルトマンCEO退任との報道が流れ、マイクロソフト(MSFT)が前日比-1.68%と下落しました。 相場の注目点 今週は21日(火)に11月FOMC議事録が公表されます。FOMC後の記者会見でパウエルFRB議長は「金融状況は複数ある要因の中でも特に長期金利の上昇により、ここ数ヶ月に顕著に引き締まった」と述べています。こうした効果に対する議論の行方が注目されますが、現状の政策金利水準を相当程度維持するとのスタンスを改めて表明するものと思われます。これを通じて、足元で低下している長期金利が更に下方シフトする動きをけん制することが考えられます。経済指標では欧州では23日(木)、日本と米国では24日(金)に11月のPMI速報値が発表されます。特に米国のサービス業PMIが好不況の分岐点である50を割り込むか否かが注目点です。 (投資情報部 佐々木 文之) (注)データは日本時間2023年11月20日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ※画像はイメージです。 FINTOS!編集部オリジナル記事 【野村の動画】「貯蓄から投資へ」が始まりだしている可能性 【今週のチャート分析】日経平均は中段保ち合い上限に接近、突破となるか注目(11/17) ご投資にあたっての注意点
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2023/11/17 16:25
【イブニングFINTOS!】日経平均株価、安く始まるも材料難の中、反発(11/17)
本日の株式市場 本日の日経平均株価は、前日比79円安の33,344円で取引を開始しました。前日の米国株式市場でNYダウが下落したことが嫌気されました。寄付き後に下げ幅を一時前日比160円安まで拡大させる場面もありましたが、ナスダック総合指数とS&P500指数が上昇していたことが見直され、その後は下げ渋り、前日終値付近でもみ合いとなりました。午後に入ると新たな材料がない中、やや水準を切り上げ高値圏でもみ合いとなりました。引けにかけて上げ幅を拡大し、前日比160円高の33,585円と、この日のほぼ高値で取引を終えました。 個別では信越化学工業が前日比+2.06%となり、連日で高値を更新し、日経平均株価を約17円押し上げました。また、パナソニックホールディングスが前日比+5.49%となり、日経平均採用銘柄の中で上昇率首位となりました。傘下の車載部品会社の一部株式を売却すると発表したことが好感されました。 本日発表予定の海外経済指標等 【米国】・10月 住宅着工件数(万件) 前月:135.8 予想: 134.5 ・10月 住宅着工許可件数(万件) 前月:147.3 予想: 145.0 (注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成 ※掲載している画像はイメージです。 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点
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2023/11/17 08:28
【モーニングFINTOS!】米国株横ばい圏 米金利低下が下支え (11/17)
海外市場の振り返り 16日の米国株式市場では、NYダウが下落した一方、S&P500指数やナスダック総合指数は小幅ながら上昇しました。この日発表された新規失業保険申請件数や10月鉱工業生産などの軟調な経済統計の結果を受け、米国10年債利回りは一時、4.43%へ低下しました。前日引け後や寄り前に発表された企業決算が市場の期待に応えられなかったことが主要株価指数の重石となりましたが、金利の低下が下支えする展開となりました。 相場の注目点 14日に発表された米国の10月コアCPI(消費者物価除く食品・エネルギー)が市場予想を下回ったことを受け、市場ではFRBによる追加利上げ期待はほぼ消滅しています。これを受けた米長期金利の低下が、足元の米国株高の要因となっています。米長期金利の動向に注目が集まる中、来週21日には11月FOMC議事録が発表されます。議事録において、米長期金利上昇を通じた利上げ効果が議論されていたことが明らかとなった際には、足元の長期金利低下がむしろ追加利上げ、あるいは政策金利高止まり観測を再燃させる可能性があるため、注意が必要です。 本日のイベント 米長期金利の動向を占ううえでは、経済指標が重要な要素となります。本日は、米国の10月住宅着工件数が発表されます。国内では、損保大手の決算発表が予定されています。本日の決算発表で、概ね2023年7-9月期の決算発表シーズンは終了となります。 (投資情報部 大坂 隼矢) (注)データは日本時間2023年11月17日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ※画像はイメージです。 FINTOS!編集部オリジナル記事 【銘柄ランキング】NISA口座で買われた個別銘柄は?トップ20を紹介(2023年10月分) 【銘柄ランキング】NISA口【野村の投資判断】Q2決算で増益に転じた銘柄は高パフォーマンス? ご投資にあたっての注意点
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2023/11/16 16:04
【イブニングFINTOS!】日経平均株価は4営業日ぶり反落 アジア株の軟調が重石に(11/16)
本日の株式市場 本日の日経平均株価は、前日比120円安の33,399円で取引を開始しました。前日までの3営業日で951円上昇したことから短期的な過熱感を警戒する見方が広がったことが押し下げ要因となりました。その後、一時は前日比94円高の33,614円まで上昇する場面もあったものの、中国を中心としたアジア株式市場が軟調だったことが重石となり、再度下落幅を広げ、前引け前には本日安値となる33,233円を付けました。半導体関連の一角であるアドバンテストなどの下落が目立ち、指数を押し下げました。 ただし、為替市場が前日に比べ円安ドル高で推移したことが、輸出関連株の下支えとなり、午後の取引時間中には下落幅を縮小すると一時は33,469円まで戻す場面もありました。大引け前には33,400円付近のレンジで推移し、前日比95円安の33,424円で本日の取引を終了しました。 本日発表予定の海外経済指標等 【米国】・11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 前月:-9.0 予想:-8.0・10月鉱工業生産(前月比) 前月:+0.3% 予想:-0.4%・クリーブランド連銀メスター総裁講演・ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁講演 (注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成 ※掲載している画像はイメージです。 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点