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昨日 16:04

【野村の夕解説】配当権利落ち日の日経平均株価、594円安(3/28)

本日の動き 前日の引け後に、昨年5月以来となる財務省・日銀・金融庁による3者会合が急遽開催されたことを受けて、足元の円安進行に対する介入警戒感が高まり、ドル円は151円台前半と前日の取引時間中に比べ円高水準となりました。加えて、3月末の配当の権利落ち日であり(日経平均株価を約260円下押し)、日経平均株価は前日比438円安の40,324円と反落して取引を開始しました。追加の材料に乏しい中で、後場に入ってからは本日の安値圏で推移し、前日比594円安の40,168円で取引を終了しました。日経平均株価採用銘柄では、前日の米国市場で米国の半導体大手エヌビディアなどが続落となったことが響き、東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体関連銘柄の下落が目立ちました。 東証プライム市場の値下がり銘柄数は全体の80%を超える1,362銘柄となり、TOPIXは前日比-1.73%となりました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート 今後の注目点 本日、日銀は3月18-19日に開催された日銀金融政策決定会合における「主な意見」を公表し、マイナス金利解除後も急速な利上げは必要なく慎重な姿勢を強調すべきだといった発言が確認されました。今後、日本でも利上げの行方を含めた出口戦略が注目されます。 (注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 岩崎 裕美) (注)画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点

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