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27分前

【野村の夕解説】2023年度の日経平均株価は史上最大の上げ幅を記録(3/29)

本日の動き 2023年度最終営業日にあたる本日の日経平均株価は、前日比109円高の40,277円で取引を開始しました。前日に日経平均株価は594円下落しており、その反動もあり幅広い銘柄の上昇に押し上げられ上げ幅を広げました。しかし、40,500円に接近すると勢いは続かず、40,400円を挟んで一進一退となりました。今晩の米国市場はイースターで休場で材料も見当たらず、日経平均株価は動意に乏しいまま前日比201円高の40,369円と反発して取引を終了しました。なお、2023年度の日経平均株価の上昇幅は12,327円と2020年度の上昇幅10,261円を上回り、史上最大の上げ幅となりました。 東証33業種別で下落したのは海運業、ゴム製品の2業種で、大半の業種は上昇しました。東証プライム市場では、値上がり1,367銘柄に対して値下がり253銘柄と全体の8割超が値上がりしました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 週明けの1日(月)に3月調査日銀短観が発表されます。今回、新たに公表される2024年度設備投資計画の調査結果に、人手不足などを背景とした企業の設備投資意欲の強さが見られるか注目されています。 (野村證券投資情報部 神谷 和男) (注)画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点