中国からの団体旅行がホテルに恩恵をもたらすか
2023年8月10日、中国政府は日本を含む80ヶ国以上への団体旅行を解禁しました。これまで中国からの訪日観光客の数は他国と比べて回復のペースが遅くれていましたが、この新しい措置はその回復のきっかけとなりそうです。特に団体旅行客の増加は、客室数の多いホテルの宿泊需要を引き上げることが期待されます。日本企業にはどのような影響を与えるのでしょうか。AI「xenoBrain」は、「ホテル需要増加」が他のシナリオにも波及する可能性を考慮し、影響が及ぶ可能性のある15銘柄を選出しました。
ニューストピック:ホテル需要増加
「xenoBrain」はホテル業界の大手だけでなく、ホテルの稼働率が向上することでエネルギー消費が増えると予想し、その影響を受ける電力関連など15銘柄をリストアップしました。
・共立メンテナンス
・西武ホールディングス
・ロイヤルホールディングス
・東武鉄道
・インターネットイニシアティブ
・S Foods
・北陸電力
・北海道電力
・中部電力
・関西電力
・中国電力
・東京電力ホールディングス
・九州電力
・東北電力
・サンフロンティア不動産
(注1)本分析結果は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出したものです。『xenoBrain』は業界専門誌や有力な経済紙、公開されている統計データ、有価証券報告書等の開示資料、及び、xenodata lab.のアナリストリサーチをデータソースとして、独自のアルゴリズムを通じて自動で出力された財務データに関する予測結果であり、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。
(注2)『xenoBrain』とは、ニュース、統計データ、信用調査報告書、開示資料等、様々な経済データを独自のAI(自然言語処理、ディープラーニング等)により解析し、企業の業績、業界の動向、株式相場やコモディティ相場など、様々な経済予測を提供する、企業向け分析プラットフォームです。
(注3)時価総額500億円以上の銘柄を表示している。xenoBrainのデータは2023年8月22日時点。
(注4)画像はイメージ。
(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成