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昨日 16:18
【野村の夕解説】FOMCを控え日経平均株価・TOPIXともに5日ぶりに反落(9/17)
(注)画像はイメージです。 本日の動き 17日の日経平均株価は、値がさの半導体関連株の一角が上昇に寄与し、前日比プラス圏で推移する場面もありましたが、TOPIXは終日軟調に推移しました。寄り前に発表された日本の8月貿易統計では、貿易収支が2,425億円の赤字となり、中でも米国向け自動車の輸出額が前年同月比-28.4%と大幅に減少し、トランプ米政権による関税措置の影響が浮き彫りになりました。17日に行われるFOMCの結果公表を控え、足元で上昇していた銘柄が売りに押される中、日経平均株価は反落して始まりました。TOPIXが軟調に推移する一方、半導体関連株の一角が上昇したことで日経平均株価は一時前日比+131円となりました。しかし、45,000円付近では高値警戒感から上値が重くなり、後場にかけて下落に転じ、大引けは前日比-111円の44,790円と5営業日ぶりに反落しました。個別銘柄では、東京エレクトロンが1社で日経平均株価を125円押し上げました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 17日、米国ではFOMCの結果が公表され、併せてパウエル議長の記者会見やFOMCメンバーの経済見通し改定が発表されます。再び利下げ局面入りするとの観測が強まる中、 FRBが先々の利下げに消極的な姿勢を示せば、米国株等にとってはネガティブに作用することが予想されるため注目が集まります。 (野村證券投資情報部 松田 知紗) ご投資にあたっての注意点
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昨日 09:30
【週間ランキング】日本株の値上がり/値下がり銘柄は?(9月第2週)
※画像はイメージです。 日本主要銘柄・株価騰落率ランキング(上位) 2025年9月第2週(2025年9月5日~9月12日) 2025年9月月間(2025年8月29日~9月12日) 2025年年間(2024年12月31日~2025年9月12日) (注)対象はTOPIX500、直近値は2025年9月12日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 日本主要銘柄・株価騰落率ランキング(下位) 2025年9月第2週(2025年9月5日~9月12日) 2025年9月月間(2025年8月29日~9月12日) 2025年年間(2024年12月31日~2025年9月12日) (注)対象はTOPIX500、直近値は2025年9月12日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 <参考>今週の日本株式市場パフォーマンス 主要指数 TOPIX: 東証33業種 (注)業種分類は東証33業種ベース。直近値は2025年9月12日時点。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
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昨日 08:07
【野村の朝解説】米株下落、 FOMCを控えて様子見姿勢(9/17)
(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 9月16日の米国株式市場では、主要3指数が揃って下落しました。FRBが17日まで開くFOMCの結果を見極めたいとの思惑から市場参加者の様子見姿勢が強まりました。朝方発表された8月米小売売上高は前月比0.6%増と市場予想を上回り、米消費の底堅さを示唆する内容でした。一方で軟化する労働市場を支えるために9月FOMCで利下げに踏み切るとの市場の見方は揺るがず、米国債券市場では米10年国債利回りが小幅に低下しました。外国為替市場では、9月FOMCでの利下げが確実視される中で米ドルが主要通貨に対してほぼ全面安となりました。円相場は1ドル=146円台半ばと前日から円高ドル安に、ユーロは対ドルで約4年ぶりの高値を付けました。 相場の注目点 今週は主要国で金融政策会合が相次いで開催されます。米国で17日まで開催されるFOMCでは、再び利下げ局面入りすることが確実視されています。パウエルFRB議長が先行きの更なる利下げを示唆するかが焦点となるでしょう。FOMCの結果次第では、株価・金利や為替が大きく変動する可能性があり、注意が必要です。また、17日にはブラジル、インドネシア、カナダ、18日には英国、南アフリカで金融政策会合が開催されます。米国の利下げ再開は自国からの資金流出を懸念してきた新興国にとっては利下げのハードルを下げる要因となるでしょう。他方、欧州では17日及び18日にラガルドECB総裁の講演が予定されています。ECBは25年6月の利下げを最後に金利据え置きへと転じており、ECB高官による当面の政策金利据え置きを示唆する発言がユーロ高の要因となっています。政策スタンスに変化がないかが注目です。18-19日には日銀の金融政策会合が開催されます。5会合連続の政策金利据え置きが確実視されています。植田総裁の記者会見で利上げ時期の手掛かりが示されるか注目されます。 (野村證券 投資情報部 坪川 一浩) 注)データは日本時間2025年9月17日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、中心限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ご投資にあたっての注意点
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昨日 16:18
【野村の夕解説】FOMCを控え日経平均株価・TOPIXともに5日ぶりに反落(9/17)
(注)画像はイメージです。 本日の動き 17日の日経平均株価は、値がさの半導体関連株の一角が上昇に寄与し、前日比プラス圏で推移する場面もありましたが、TOPIXは終日軟調に推移しました。寄り前に発表された日本の8月貿易統計では、貿易収支が2,425億円の赤字となり、中でも米国向け自動車の輸出額が前年同月比-28.4%と大幅に減少し、トランプ米政権による関税措置の影響が浮き彫りになりました。17日に行われるFOMCの結果公表を控え、足元で上昇していた銘柄が売りに押される中、日経平均株価は反落して始まりました。TOPIXが軟調に推移する一方、半導体関連株の一角が上昇したことで日経平均株価は一時前日比+131円となりました。しかし、45,000円付近では高値警戒感から上値が重くなり、後場にかけて下落に転じ、大引けは前日比-111円の44,790円と5営業日ぶりに反落しました。個別銘柄では、東京エレクトロンが1社で日経平均株価を125円押し上げました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 17日、米国ではFOMCの結果が公表され、併せてパウエル議長の記者会見やFOMCメンバーの経済見通し改定が発表されます。再び利下げ局面入りするとの観測が強まる中、 FRBが先々の利下げに消極的な姿勢を示せば、米国株等にとってはネガティブに作用することが予想されるため注目が集まります。 (野村證券投資情報部 松田 知紗) ご投資にあたっての注意点
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昨日 09:30
【週間ランキング】日本株の値上がり/値下がり銘柄は?(9月第2週)
※画像はイメージです。 日本主要銘柄・株価騰落率ランキング(上位) 2025年9月第2週(2025年9月5日~9月12日) 2025年9月月間(2025年8月29日~9月12日) 2025年年間(2024年12月31日~2025年9月12日) (注)対象はTOPIX500、直近値は2025年9月12日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 日本主要銘柄・株価騰落率ランキング(下位) 2025年9月第2週(2025年9月5日~9月12日) 2025年9月月間(2025年8月29日~9月12日) 2025年年間(2024年12月31日~2025年9月12日) (注)対象はTOPIX500、直近値は2025年9月12日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 <参考>今週の日本株式市場パフォーマンス 主要指数 TOPIX: 東証33業種 (注)業種分類は東証33業種ベース。直近値は2025年9月12日時点。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
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昨日 08:07
【野村の朝解説】米株下落、 FOMCを控えて様子見姿勢(9/17)
(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 9月16日の米国株式市場では、主要3指数が揃って下落しました。FRBが17日まで開くFOMCの結果を見極めたいとの思惑から市場参加者の様子見姿勢が強まりました。朝方発表された8月米小売売上高は前月比0.6%増と市場予想を上回り、米消費の底堅さを示唆する内容でした。一方で軟化する労働市場を支えるために9月FOMCで利下げに踏み切るとの市場の見方は揺るがず、米国債券市場では米10年国債利回りが小幅に低下しました。外国為替市場では、9月FOMCでの利下げが確実視される中で米ドルが主要通貨に対してほぼ全面安となりました。円相場は1ドル=146円台半ばと前日から円高ドル安に、ユーロは対ドルで約4年ぶりの高値を付けました。 相場の注目点 今週は主要国で金融政策会合が相次いで開催されます。米国で17日まで開催されるFOMCでは、再び利下げ局面入りすることが確実視されています。パウエルFRB議長が先行きの更なる利下げを示唆するかが焦点となるでしょう。FOMCの結果次第では、株価・金利や為替が大きく変動する可能性があり、注意が必要です。また、17日にはブラジル、インドネシア、カナダ、18日には英国、南アフリカで金融政策会合が開催されます。米国の利下げ再開は自国からの資金流出を懸念してきた新興国にとっては利下げのハードルを下げる要因となるでしょう。他方、欧州では17日及び18日にラガルドECB総裁の講演が予定されています。ECBは25年6月の利下げを最後に金利据え置きへと転じており、ECB高官による当面の政策金利据え置きを示唆する発言がユーロ高の要因となっています。政策スタンスに変化がないかが注目です。18-19日には日銀の金融政策会合が開催されます。5会合連続の政策金利据え置きが確実視されています。植田総裁の記者会見で利上げ時期の手掛かりが示されるか注目されます。 (野村證券 投資情報部 坪川 一浩) 注)データは日本時間2025年9月17日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、中心限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ご投資にあたっての注意点