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09:04
【米国株決算速報】エヌビディア(NVDA):新製品の供給に目途・強い需要は継続へ、株価は-0.59%(時間外取引)
決算概要:2024年8-10月期(2025.1期第3四半期) EPS実績は市場予想を上回った 米国時間11月20日引け後に、グラフィックスや、AI、データセンター向けなどの半導体の設計・販売を行うエヌビディア(NVDA US)が2024年8-10月期(2025.1期第3四半期)決算を発表しました。売上高は市場予想を5.8%上回り、EPSは市場予想を8.5%上回りました。会社の2024年11月-2025年1月期の売上高と粗利率の見通しは市場予想を上回りました。 ブラックウェルの供給に目途、需要が供給を上回る状況は継続へ 会社は、AIの利用やアプリケーションの高速化を、より多くの企業や国が推進したことで、当社のデータセンター向け製品への需要が引き続き強かったとコメントしました。 設計の問題で量産が遅れているデータセンター向け新製品ブラックウェルについて会社は、出荷は2024年11月-2025年1月期に開始され、その後増加する予定と説明しました。また、ブラックウェルに対する需要が供給を上回る状況が2026年1月期通期の数四半期は継続するとの見通しを示しました。 売上高とEPSの推移 株価は時間外取引で下落 エヌビディアの株価は、前日比0.76%安で引けた後、決算発表を受けて時間外取引では、終値比0.59%安の145.03ドルで推移しています(NY時間17:14)。株価が年初来で2.9倍に上昇していたため利益確定の売りが優勢となったと考えられます。なお、当社製品への需要が供給を上回る状況の継続は、今後の当社の粗利率にとってポジティブと考えられます。 株価推移 (6ヶ月日足) (注1)EPS は非米国会計基準の希薄化後一株当たり利益。(注2)株価推移:データは日次で、直近値は2024年11月20日時点。2024年6月7日以前は1:10の株式分割を反映した調整値。(注3)売上高とEPSの推移:赤色は実績で、直近値は2024年8-10月期(2024/10)。2024年11月-2025年1月期の売上高の白丸は会社見通し中間値。灰色はLSEG集計による市場予想平均。2024年11月-2025年1月期以降の予想は2024年11月19日時点。(出所)会社発表、LSEGより野村證券投資情報部作成 (文責:野村證券 投資情報部・竹綱 宏行) ご投資にあたっての注意点
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08:16
【野村の朝解説】ウクライナ情勢悪化への警戒感高まる(11/21)
(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 20日の米国市場では今期の決算発表におけるクライマックスとも言えるエヌビディアの決算発表を控える中で、ウクライナ情勢の悪化が懸念され、VIX指数が上昇するなか、米国債利回りが上昇(価格は低下)、為替市場ではドル全面高の展開となりました。アジア時間には154円台半ばで推移していたドル円相場は、海外時間に入り一時156円目前まで上昇しました。「ロシアがウクライナへの大規模攻撃を計画しており在ウクライナ米国大使館が閉鎖された」、「ウクライナがロシア領内の軍事目標に対し、英国製長距離ミサイルを初めて発射した」といった報道が伝わるとS&P500は一時1%近く下落しましたが、その後は下げ幅を埋め、前日終値から横ばいで引けています。 相場の注目点 米国ではタカ派(利下げに慎重)なボウマンFRB理事が利下げに対して慎重な姿勢を示し、ハト派(利下げに積極的)のクック理事も利下げを急がない旨の発言を行いました。これらを受けて、市場では次回12月FOMCでの利下げ確率が一時5割強まで低下しました。また、米国ではトランプ次期政権の人事指名が進んでいます。これまでは外交・安全保障や情報機関関連ポストの指名が先行しており、トランプ氏の政策的優先順位のあり方を浮き彫りにしています。市場では金融政策にも影響を与えかねない財務長官の人選に注目が集まっています。 本日のイベント 本日は植田日銀総裁の講演が予定されています。利上げ継続姿勢を示しながらも次回12月会合での利上げ可能性に関してヒントを与えるような発言は控えると見られます。 (野村證券 投資情報部 尾畑 秀一) (注)データは日本時間2024年11月21日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 野村オリジナル記事の配信スケジュール ご投資にあたっての注意点
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昨日 16:40
【野村の夕解説】米半導体大手企業の決算を前に、日経平均は反落(11/20)
(注)画像はイメージです。 本日の動き 前日の米国株式市場では、ウクライナによるロシア領内への攻撃とロシアの核兵器使用条件緩和によるリスクの高まりに加え、10月の米国住宅着工件数、建設許可件数がともに市場予想を下回ったことでNYダウが続落しました。一方、半導体大手エヌビディアが20日の引け後に決算発表を控えているものの19日は株価が上昇するなど、大手テクノロジー株の上昇がけん引役となり、S&P500指数とナスダック総合指数は上昇しました。本日の日経平均株価は、米国株高を受けて上昇して始まりましたが、国内金利の上昇を受けて、10時台には下落に転じました。午後に入って、米国長期金利が上昇したことに伴い、東京為替市場では米ドル円が1米ドル=155円台となりました。円安米ドル高進行を受けて、値がさ株の中でも輸出・製造業が下支えとなり、日経平均株価は引けにかけて下げ幅を縮小しましたが、上昇に転じるには至らず、前日比62円安の38,352円で取引を終了しました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時45分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 本日予定されている米エヌビディアの決算発表では、足元の業績に加え、AI向け新型半導体の本格的な市場投入についても説明がなされるとみられます。当社の業績動向は、国内半導体関連株をはじめとする多くの企業の株価にも影響を及ぼす可能性があることから、注目が集まります。 (野村證券投資情報部 秋山 渉) ご投資にあたっての注意点
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09:04
【米国株決算速報】エヌビディア(NVDA):新製品の供給に目途・強い需要は継続へ、株価は-0.59%(時間外取引)
決算概要:2024年8-10月期(2025.1期第3四半期) EPS実績は市場予想を上回った 米国時間11月20日引け後に、グラフィックスや、AI、データセンター向けなどの半導体の設計・販売を行うエヌビディア(NVDA US)が2024年8-10月期(2025.1期第3四半期)決算を発表しました。売上高は市場予想を5.8%上回り、EPSは市場予想を8.5%上回りました。会社の2024年11月-2025年1月期の売上高と粗利率の見通しは市場予想を上回りました。 ブラックウェルの供給に目途、需要が供給を上回る状況は継続へ 会社は、AIの利用やアプリケーションの高速化を、より多くの企業や国が推進したことで、当社のデータセンター向け製品への需要が引き続き強かったとコメントしました。 設計の問題で量産が遅れているデータセンター向け新製品ブラックウェルについて会社は、出荷は2024年11月-2025年1月期に開始され、その後増加する予定と説明しました。また、ブラックウェルに対する需要が供給を上回る状況が2026年1月期通期の数四半期は継続するとの見通しを示しました。 売上高とEPSの推移 株価は時間外取引で下落 エヌビディアの株価は、前日比0.76%安で引けた後、決算発表を受けて時間外取引では、終値比0.59%安の145.03ドルで推移しています(NY時間17:14)。株価が年初来で2.9倍に上昇していたため利益確定の売りが優勢となったと考えられます。なお、当社製品への需要が供給を上回る状況の継続は、今後の当社の粗利率にとってポジティブと考えられます。 株価推移 (6ヶ月日足) (注1)EPS は非米国会計基準の希薄化後一株当たり利益。(注2)株価推移:データは日次で、直近値は2024年11月20日時点。2024年6月7日以前は1:10の株式分割を反映した調整値。(注3)売上高とEPSの推移:赤色は実績で、直近値は2024年8-10月期(2024/10)。2024年11月-2025年1月期の売上高の白丸は会社見通し中間値。灰色はLSEG集計による市場予想平均。2024年11月-2025年1月期以降の予想は2024年11月19日時点。(出所)会社発表、LSEGより野村證券投資情報部作成 (文責:野村證券 投資情報部・竹綱 宏行) ご投資にあたっての注意点
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08:16
【野村の朝解説】ウクライナ情勢悪化への警戒感高まる(11/21)
(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 20日の米国市場では今期の決算発表におけるクライマックスとも言えるエヌビディアの決算発表を控える中で、ウクライナ情勢の悪化が懸念され、VIX指数が上昇するなか、米国債利回りが上昇(価格は低下)、為替市場ではドル全面高の展開となりました。アジア時間には154円台半ばで推移していたドル円相場は、海外時間に入り一時156円目前まで上昇しました。「ロシアがウクライナへの大規模攻撃を計画しており在ウクライナ米国大使館が閉鎖された」、「ウクライナがロシア領内の軍事目標に対し、英国製長距離ミサイルを初めて発射した」といった報道が伝わるとS&P500は一時1%近く下落しましたが、その後は下げ幅を埋め、前日終値から横ばいで引けています。 相場の注目点 米国ではタカ派(利下げに慎重)なボウマンFRB理事が利下げに対して慎重な姿勢を示し、ハト派(利下げに積極的)のクック理事も利下げを急がない旨の発言を行いました。これらを受けて、市場では次回12月FOMCでの利下げ確率が一時5割強まで低下しました。また、米国ではトランプ次期政権の人事指名が進んでいます。これまでは外交・安全保障や情報機関関連ポストの指名が先行しており、トランプ氏の政策的優先順位のあり方を浮き彫りにしています。市場では金融政策にも影響を与えかねない財務長官の人選に注目が集まっています。 本日のイベント 本日は植田日銀総裁の講演が予定されています。利上げ継続姿勢を示しながらも次回12月会合での利上げ可能性に関してヒントを与えるような発言は控えると見られます。 (野村證券 投資情報部 尾畑 秀一) (注)データは日本時間2024年11月21日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 野村オリジナル記事の配信スケジュール ご投資にあたっての注意点
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昨日 16:40
【野村の夕解説】米半導体大手企業の決算を前に、日経平均は反落(11/20)
(注)画像はイメージです。 本日の動き 前日の米国株式市場では、ウクライナによるロシア領内への攻撃とロシアの核兵器使用条件緩和によるリスクの高まりに加え、10月の米国住宅着工件数、建設許可件数がともに市場予想を下回ったことでNYダウが続落しました。一方、半導体大手エヌビディアが20日の引け後に決算発表を控えているものの19日は株価が上昇するなど、大手テクノロジー株の上昇がけん引役となり、S&P500指数とナスダック総合指数は上昇しました。本日の日経平均株価は、米国株高を受けて上昇して始まりましたが、国内金利の上昇を受けて、10時台には下落に転じました。午後に入って、米国長期金利が上昇したことに伴い、東京為替市場では米ドル円が1米ドル=155円台となりました。円安米ドル高進行を受けて、値がさ株の中でも輸出・製造業が下支えとなり、日経平均株価は引けにかけて下げ幅を縮小しましたが、上昇に転じるには至らず、前日比62円安の38,352円で取引を終了しました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時45分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 本日予定されている米エヌビディアの決算発表では、足元の業績に加え、AI向け新型半導体の本格的な市場投入についても説明がなされるとみられます。当社の業績動向は、国内半導体関連株をはじめとする多くの企業の株価にも影響を及ぼす可能性があることから、注目が集まります。 (野村證券投資情報部 秋山 渉) ご投資にあたっての注意点