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08:40
【野村の朝解説】ナスダック約3ヶ月半ぶりに史上最高値更新(10/30)
(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 29日の米国株式市場で、NYダウは反落しました。一方、S&P500指数とナスダック総合指数は続伸しました。ナスダックは約3ヶ月半ぶりに史上最高値を更新しました。好決算を期待した先回りの買いがみられたテクノロジーセクターが上昇をけん引しました。一方、その他のセクターは、決算の結果がやや軟調なものが多かったことや、米国金利の高止まり、原油安などを背景に軟調に推移しました。 相場の注目点 米国株式市場でS&P500指数の史上最高値更新が続く中、日経平均株価はやや上値の重い展開が続いています。しかし、日本の主要企業の業績拡大は続いており、PERやPBRといったバリュエーションに割高感は見られません。一時16倍台まで上昇した日経平均株価の12ヶ月先予想PERは、10月29日の終値時点で14.8倍となっています。為替相場は、10月30日午前8時時点で1米ドル=153円前半と、日銀短観(9月調査)の大企業輸出企業の2024年度想定為替レートの144円96銭より円安水準です。日本企業の自社株買いも9月末時点で10.6兆円と、過去最高であった2023年度通期の9.9兆円を既に上回っています。企業業績や自社株買いの現状は、株式市場のサポート要因になるとみています。 本日のイベント 本日国内では、日立製作所やアドバンテスト、野村総合研究所、東京電力などが決算発表を予定しています。米国では、マイクロソフト、メタ・プラットフォームズをはじめ、KLAやキャタピラー、スターバックスなどが決算を予定しています。 (野村證券 投資情報部 寺田 絢子) (注)データは日本時間2024年10月30日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 野村オリジナル記事の配信スケジュール ご投資にあたっての注意点
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昨日 15:53
【野村の夕解説】衆議院議員総選挙通過の勢いを保ち、日経平均は続伸(10/29)
(注)画像はイメージです。 本日の動き 前日の米国株市場では、主要3指数が揃って上昇しました。26日(土)のイスラエルによるイランへの空爆が軍事施設のみに絞られ、石油インフラや核施設への被害がみられなかったことから、原油価格が下落しました。加えて、NYダウが前営業日まで5営業日連続で下落しており、短期的な割安感が意識されたことも下支えとなりました。本日の日経平均株価は、前日に大幅上昇した反動から前日比81円安の38,524円で始まり、寄り付き後は前日の終値近辺での値動きが続きました。しかし、米国株高による後押しのほか、衆議院議員総選挙通過による国内政治情勢への不透明感解消から買い戻しの動きが本日も継続し、徐々に上値を拡げる展開となりました。引けにかけて200円前後の上げ幅を維持し、大引けは前日比298円高の38,903円となりました。個別銘柄では、前日の決算発表で通期の純利益見通しを増益から一転して減益としたTOTOが前日比-12.61%となり、下落が目立ちました。一方で、好決算を発表した日東電工は前日比+2.97%、通期業績見通しを上方修正した塩野義製薬が前日比+2.79%と上昇しました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 本日、米国で10月のコンファレンスボード消費者信頼感指数と9月のJOLTS(雇用動態調査)が発表されます。いずれも、今後の金融政策を見通す上で注目です。 (野村證券投資情報部 秋山 渉) ご投資にあたっての注意点
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昨日 09:00
【週間ランキング】日本株の値上がり/値下がり銘柄は?(10月第4週)
※画像はイメージです。 日本主要銘柄・株価騰落率ランキング(上位) 2024年10月第4週(2024年10月18日~10月25日) 2024年10月月間(2024年9月30日~10月25日) 2024年年間(2023年12月29日~2024年10月25日) (注)対象はTOPIX500、直近値は2024年10月25日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 日本主要銘柄・株価騰落率ランキング(下位) 2024年10月第4週(2024年10月18日~10月25日) 2024年10月月間(2024年9月30日~10月25日) 2024年年間(2023年12月29日~2024年10月25日) (注)対象はTOPIX500、直近値は2024年10月25日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 <参考>今週の日本株式市場パフォーマンス 主要指数 TOPIX: 東証33業種 (注)業種分類は東証33業種ベース。直近値は2024年10月25日時点。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
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08:40
【野村の朝解説】ナスダック約3ヶ月半ぶりに史上最高値更新(10/30)
(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 29日の米国株式市場で、NYダウは反落しました。一方、S&P500指数とナスダック総合指数は続伸しました。ナスダックは約3ヶ月半ぶりに史上最高値を更新しました。好決算を期待した先回りの買いがみられたテクノロジーセクターが上昇をけん引しました。一方、その他のセクターは、決算の結果がやや軟調なものが多かったことや、米国金利の高止まり、原油安などを背景に軟調に推移しました。 相場の注目点 米国株式市場でS&P500指数の史上最高値更新が続く中、日経平均株価はやや上値の重い展開が続いています。しかし、日本の主要企業の業績拡大は続いており、PERやPBRといったバリュエーションに割高感は見られません。一時16倍台まで上昇した日経平均株価の12ヶ月先予想PERは、10月29日の終値時点で14.8倍となっています。為替相場は、10月30日午前8時時点で1米ドル=153円前半と、日銀短観(9月調査)の大企業輸出企業の2024年度想定為替レートの144円96銭より円安水準です。日本企業の自社株買いも9月末時点で10.6兆円と、過去最高であった2023年度通期の9.9兆円を既に上回っています。企業業績や自社株買いの現状は、株式市場のサポート要因になるとみています。 本日のイベント 本日国内では、日立製作所やアドバンテスト、野村総合研究所、東京電力などが決算発表を予定しています。米国では、マイクロソフト、メタ・プラットフォームズをはじめ、KLAやキャタピラー、スターバックスなどが決算を予定しています。 (野村證券 投資情報部 寺田 絢子) (注)データは日本時間2024年10月30日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 野村オリジナル記事の配信スケジュール ご投資にあたっての注意点
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昨日 15:53
【野村の夕解説】衆議院議員総選挙通過の勢いを保ち、日経平均は続伸(10/29)
(注)画像はイメージです。 本日の動き 前日の米国株市場では、主要3指数が揃って上昇しました。26日(土)のイスラエルによるイランへの空爆が軍事施設のみに絞られ、石油インフラや核施設への被害がみられなかったことから、原油価格が下落しました。加えて、NYダウが前営業日まで5営業日連続で下落しており、短期的な割安感が意識されたことも下支えとなりました。本日の日経平均株価は、前日に大幅上昇した反動から前日比81円安の38,524円で始まり、寄り付き後は前日の終値近辺での値動きが続きました。しかし、米国株高による後押しのほか、衆議院議員総選挙通過による国内政治情勢への不透明感解消から買い戻しの動きが本日も継続し、徐々に上値を拡げる展開となりました。引けにかけて200円前後の上げ幅を維持し、大引けは前日比298円高の38,903円となりました。個別銘柄では、前日の決算発表で通期の純利益見通しを増益から一転して減益としたTOTOが前日比-12.61%となり、下落が目立ちました。一方で、好決算を発表した日東電工は前日比+2.97%、通期業績見通しを上方修正した塩野義製薬が前日比+2.79%と上昇しました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 本日、米国で10月のコンファレンスボード消費者信頼感指数と9月のJOLTS(雇用動態調査)が発表されます。いずれも、今後の金融政策を見通す上で注目です。 (野村證券投資情報部 秋山 渉) ご投資にあたっての注意点
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昨日 09:00
【週間ランキング】日本株の値上がり/値下がり銘柄は?(10月第4週)
※画像はイメージです。 日本主要銘柄・株価騰落率ランキング(上位) 2024年10月第4週(2024年10月18日~10月25日) 2024年10月月間(2024年9月30日~10月25日) 2024年年間(2023年12月29日~2024年10月25日) (注)対象はTOPIX500、直近値は2024年10月25日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 日本主要銘柄・株価騰落率ランキング(下位) 2024年10月第4週(2024年10月18日~10月25日) 2024年10月月間(2024年9月30日~10月25日) 2024年年間(2023年12月29日~2024年10月25日) (注)対象はTOPIX500、直近値は2024年10月25日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 <参考>今週の日本株式市場パフォーマンス 主要指数 TOPIX: 東証33業種 (注)業種分類は東証33業種ベース。直近値は2024年10月25日時点。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点