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19:00
【銘柄特集】配当利回りが魅力的かつ、業績と流動性の不安が少ない銘柄(3/19)
業績や流動性の面で不安が少ない高配当銘柄をスクリーニング 配当金は、企業の価値(株価)を決める重要な指標であり、株式投資の魅力のひとつです。配当利回りは、投資した金額に対して受け取れる予想配当金の割合を示したもので、PBR(株価純資産倍率)やPER(株価収益率)と同様に、株価が割安か割高かを判断するための指標でもあります。 予想配当利回りが高ければ高いほど、少ない投資額で受け取れる配当金は大きくなります。ただし、配当の源泉は企業利益であるため、対象企業の業績悪化により減配・無配となってしまうケースもあります。 以下の表では、2024年3月1日の株価・データをもとに、業績や流動性の面で不安が少ないと考えられる銘柄の中から、期末配当(3月に権利確定)利回り、および通期配当利回りが高い銘柄を抽出しています。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (野村證券投資情報部 エクイティ・コンテンツ課) (注)画像はイメージ。 ご投資にあたっての注意点
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16:17
【速報・解説】日経平均は4万円台回復、チャート上のメドは? (3/19)
本日の動き 本日の日経平均株価は前日比117円安の39,622円で取引を開始しました。前日の1,000円を超える大幅上昇の反動から、一時、前日比332円安まで下げ幅を拡大する局面もありました。しかし、春闘で賃上げがすすむ日本の景気回復への根強い期待を背景に、バリュー(割安)株では逆行高となる銘柄も多く、日経平均株価は底堅い推移を続けました。昼過ぎに、日銀がゼロ金利解除など17年ぶりの利上げを決定したことが伝わりましたが、ほぼ事前の観測どおりの内容で市場では当面緩和的な金融環境の継続観測が広がりました。その後、長期金利の低下や円安米ドル高が進行したことから、輸出関連株を中心に幅広い銘柄が上昇し、日経平均株価も上昇に転じました。引けにかけて上げ幅を広げ、前日比263円高の40,003円と本日の高値で取引を終了しました。 今後の注目点 19、20日に米国でFOMCが開催されます。市場では政策金利を据え置くことが確実視されていますが、パウエル議長の記者会見やFOMC参加者の政策金利見通し(ドット・チャート) が注目されます。 (野村證券投資情報部 神谷 和男) 日経平均は4万円台回復、チャート上のメドは? 日経平均株価は、3月12日に一時38,271円まで下落する場面がありましたが、25日移動平均線を下支えとして反発となりました。19日には、日銀によるマイナス金利解除を大きな波乱なく乗り越えて4万円を回復しました。 この先、まずは3月7日高値(40,472円)を更新できるかどうか注目されます。同高値を突破すれば、3月7日~12日の押し幅を上に倍返しした水準(42,673円)が先行きの上値メドとして挙げられます。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (注1)直近値は2024年3月19日時点。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。(出所)日本経済新聞社より野村證券投資情報部作成 一方、4万円台を維持することができず、再度下落に転じる場合は、改めて上向きの25日移動平均線(3月19日:39,056円)に向けて下値を固めにいく展開が見込まれます。 (チャート解説:野村證券投資情報部 岩本 竜太郎) 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 (注)画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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13:50
【速報・解説】日銀、マイナス金利政策解除を発表
(出所)日本銀行資料より野村證券投資情報部作成 金融政策をめぐる不透明感解消で日本株にポジティブ・円安ドル高要因に 日本銀行は3月18-19日に金融政策決定会合を開催し、大方の事前予想通りマイナス金利政策の解除(利上げ)を含む金融政策の修正を決定しました。日銀の利上げは2007年2月以来、約17年ぶりです。 金融政策の具体的な決定事項は以下の通りです。 ・マイナス金利、YCC(長短金利操作)を撤廃し、政策金利を無担保コール(翌日物)金利に変更し、0.0~0.1%程度で推移するように促す。 ・日銀当座預金の3層構造を修正し、+0.1%の付利金利を適用する(所要準備額相当部分を除く)。 ・長期国債の買い入れはこれまでと概ね同程度(足元は6兆円程度)の買い入れを継続、急激に上昇する場合には、機動的に買い入れ額の増額や指値オペ、共通担保資金供給オペなどを実施する。 ・日本株ETF(上場投資信託)、J-REIT(不動産投資信託)については、新規の買い入れを終了する。 ・CP等及び社債等については、買い入れを段階的に減額し、1年後をめどに買い入れを終了する。 日銀は声明文の中で、政策変更の理由として「2%の『物価安定の目標』が持続的・安定的に実現することが 見通せる状況に至った」との見解を示しました。今後は「短期金利操作を主たる政策手段」として、適切に金融政策を運営する中で、「当面、緩和的な金融環境が継続する」との見方を示しています。 追加利上げの有無を含む今後の政策運営に関しては、植田日銀総裁の記者会見(15時半)での発言が注目されます。現時点で市場では年内に1~2回程度と非常に緩やかなペースでの利上げを織り込んでいます。野村證券では、24年10月に0.25%ポイントの追加利上げの実施を予想しています。 日銀の金融政策に対する不透明感がいったん解消されたことは、日本株にはポジティブ、ドル円に対しては円安ドル高要因となることが予想されます。3月19-20日には米国でFOMC(米連邦公開市場委員会)が予定されていることから、日銀の政策修正を消化した後は、市場の関心はFOMCの結果と経済・政策金利見通しに向かうと見られます。 (野村證券投資情報部 尾畑 秀一) ご投資にあたっての注意点
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19:00
【銘柄特集】配当利回りが魅力的かつ、業績と流動性の不安が少ない銘柄(3/19)
業績や流動性の面で不安が少ない高配当銘柄をスクリーニング 配当金は、企業の価値(株価)を決める重要な指標であり、株式投資の魅力のひとつです。配当利回りは、投資した金額に対して受け取れる予想配当金の割合を示したもので、PBR(株価純資産倍率)やPER(株価収益率)と同様に、株価が割安か割高かを判断するための指標でもあります。 予想配当利回りが高ければ高いほど、少ない投資額で受け取れる配当金は大きくなります。ただし、配当の源泉は企業利益であるため、対象企業の業績悪化により減配・無配となってしまうケースもあります。 以下の表では、2024年3月1日の株価・データをもとに、業績や流動性の面で不安が少ないと考えられる銘柄の中から、期末配当(3月に権利確定)利回り、および通期配当利回りが高い銘柄を抽出しています。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (野村證券投資情報部 エクイティ・コンテンツ課) (注)画像はイメージ。 ご投資にあたっての注意点
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【速報・解説】日経平均は4万円台回復、チャート上のメドは? (3/19)
本日の動き 本日の日経平均株価は前日比117円安の39,622円で取引を開始しました。前日の1,000円を超える大幅上昇の反動から、一時、前日比332円安まで下げ幅を拡大する局面もありました。しかし、春闘で賃上げがすすむ日本の景気回復への根強い期待を背景に、バリュー(割安)株では逆行高となる銘柄も多く、日経平均株価は底堅い推移を続けました。昼過ぎに、日銀がゼロ金利解除など17年ぶりの利上げを決定したことが伝わりましたが、ほぼ事前の観測どおりの内容で市場では当面緩和的な金融環境の継続観測が広がりました。その後、長期金利の低下や円安米ドル高が進行したことから、輸出関連株を中心に幅広い銘柄が上昇し、日経平均株価も上昇に転じました。引けにかけて上げ幅を広げ、前日比263円高の40,003円と本日の高値で取引を終了しました。 今後の注目点 19、20日に米国でFOMCが開催されます。市場では政策金利を据え置くことが確実視されていますが、パウエル議長の記者会見やFOMC参加者の政策金利見通し(ドット・チャート) が注目されます。 (野村證券投資情報部 神谷 和男) 日経平均は4万円台回復、チャート上のメドは? 日経平均株価は、3月12日に一時38,271円まで下落する場面がありましたが、25日移動平均線を下支えとして反発となりました。19日には、日銀によるマイナス金利解除を大きな波乱なく乗り越えて4万円を回復しました。 この先、まずは3月7日高値(40,472円)を更新できるかどうか注目されます。同高値を突破すれば、3月7日~12日の押し幅を上に倍返しした水準(42,673円)が先行きの上値メドとして挙げられます。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (注1)直近値は2024年3月19日時点。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。(出所)日本経済新聞社より野村證券投資情報部作成 一方、4万円台を維持することができず、再度下落に転じる場合は、改めて上向きの25日移動平均線(3月19日:39,056円)に向けて下値を固めにいく展開が見込まれます。 (チャート解説:野村證券投資情報部 岩本 竜太郎) 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 (注)画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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【速報・解説】日銀、マイナス金利政策解除を発表
(出所)日本銀行資料より野村證券投資情報部作成 金融政策をめぐる不透明感解消で日本株にポジティブ・円安ドル高要因に 日本銀行は3月18-19日に金融政策決定会合を開催し、大方の事前予想通りマイナス金利政策の解除(利上げ)を含む金融政策の修正を決定しました。日銀の利上げは2007年2月以来、約17年ぶりです。 金融政策の具体的な決定事項は以下の通りです。 ・マイナス金利、YCC(長短金利操作)を撤廃し、政策金利を無担保コール(翌日物)金利に変更し、0.0~0.1%程度で推移するように促す。 ・日銀当座預金の3層構造を修正し、+0.1%の付利金利を適用する(所要準備額相当部分を除く)。 ・長期国債の買い入れはこれまでと概ね同程度(足元は6兆円程度)の買い入れを継続、急激に上昇する場合には、機動的に買い入れ額の増額や指値オペ、共通担保資金供給オペなどを実施する。 ・日本株ETF(上場投資信託)、J-REIT(不動産投資信託)については、新規の買い入れを終了する。 ・CP等及び社債等については、買い入れを段階的に減額し、1年後をめどに買い入れを終了する。 日銀は声明文の中で、政策変更の理由として「2%の『物価安定の目標』が持続的・安定的に実現することが 見通せる状況に至った」との見解を示しました。今後は「短期金利操作を主たる政策手段」として、適切に金融政策を運営する中で、「当面、緩和的な金融環境が継続する」との見方を示しています。 追加利上げの有無を含む今後の政策運営に関しては、植田日銀総裁の記者会見(15時半)での発言が注目されます。現時点で市場では年内に1~2回程度と非常に緩やかなペースでの利上げを織り込んでいます。野村證券では、24年10月に0.25%ポイントの追加利上げの実施を予想しています。 日銀の金融政策に対する不透明感がいったん解消されたことは、日本株にはポジティブ、ドル円に対しては円安ドル高要因となることが予想されます。3月19-20日には米国でFOMC(米連邦公開市場委員会)が予定されていることから、日銀の政策修正を消化した後は、市場の関心はFOMCの結果と経済・政策金利見通しに向かうと見られます。 (野村證券投資情報部 尾畑 秀一) ご投資にあたっての注意点