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【野村の夕解説】米ハイテク株上昇受け、日経平均株価反発340円高 (10/9)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 本日の日経平均株価は前日比447円高の39,385円と反発して取引を開始しました。前日の米国で供給制約に直面している次世代半導体ブラックウェルの生産増強が報じられたエヌビディアを中心にハイテク株の上昇が追い風となり、アドバンテストなどの半導体関連株の上昇が目立ちました。日経平均株価は寄り付き直後、前日比518円高まで上げ幅を広げましたが、上値は重く39,300円を挟んで一進一退を続けました。その後、中国本土株式市場で上海総合指数が反落して下げ幅を広げると、中国景気への懸念が日本株にも影を落とし、日経平均株価は一時前日比178円高まで上げ幅を縮小しました。他方、中国当局が財政政策を巡り12日に記者会見を行うと報じられると、日経平均株価は持ち直し、前日比340円高の39,277円と反発して本日の取引を終えました。個別銘柄では、エヌビディアも顧客である半導体検査装置大手アドバンテストが前日比+3.64%と上昇する一方で、業務委託先へのサイバー攻撃で顧客情報の一部が漏洩した可能性があると報じられた東京海上ホールディングスは同ー2.55%の下落となりました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 米国では、本日、9月FOMC(連邦公開市場委員会)議事要旨が公表されます。他にもFRB(連邦準備理事会)のジェファーソン副議長はじめ多くのFRB高官による講演が予定されています。 (野村證券投資情報部 神谷 和男) ご投資にあたっての注意点

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