補正予算で次世代パワー半導体の生産設備の整備を支援へ

11月7日にGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議が開催されました。この会議では、経済産業省や環境省などの関連省庁が、新しい国債「GX経済移行債」を活用し、今年度の補正予算案に脱炭素社会を実現するための投資促進策を盛り込むことを報告しました。具体的には、次世代パワー半導体の生産設備の整備などに対する支援策が盛り込まれているとのことです。仮に今後、SiC(炭化ケイ素)パワー半導体の需要が増加した場合、日本企業にどのような影響を与えるのでしょうか。AI「xenoBrain」は、「SiCパワー半導体需要増加」が他のシナリオにも波及する可能性を考慮し、影響が及ぶ可能性のある15銘柄を選出しました。

ニューストピック:SiCパワー半導体需要増加

「xenoBrain」はSiCパワー半導体や関連製品を手掛ける15銘柄をリストアップしました。

・ルネサスエレクトロニクス
・サンケン電気
・ローム
・三菱電機
・日清紡ホールディングス
・日立製作所
・太陽誘電
・パナソニック ホールディングス
・MARUWA
・京セラ
・レゾナック・ホールディングス
・フェローテックホールディングス
・日産化学
・扶桑化学工業
・トリケミカル研究所

※xenoBrain 業績シナリオの読み方

(注1)本分析結果は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出したものです。『xenoBrain』は業界専門誌や有力な経済紙、公開されている統計データ、有価証券報告書等の開示資料、及び、xenodata lab.のアナリストリサーチをデータソースとして、独自のアルゴリズムを通じて自動で出力された財務データに関する予測結果であり、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。
(注2)『xenoBrain』とは、ニュース、統計データ、信用調査報告書、開示資料等、様々な経済データを独自のAI(自然言語処理、ディープラーニング等)により解析し、企業の業績、業界の動向、株式相場やコモディティ相場など、様々な経済予測を提供する、企業向け分析プラットフォームです。
(注3)時価総額500億円以上の銘柄を表示している。xenoBrainのデータは2023年11月8日時点。
(注4)画像はイメージ。
(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成

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