本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前日比175円高の32,760円で取引を開始しました。前日引け後、好決算を発表したみずほフィナンシャルグループや原油価格の上昇が好材料視された鉱業の上昇が目立ちました。企業業績改善への期待が追い風となり、日経平均株価は寄り付き後も上げ幅を広げ、一時前日比251円高の32,836円となる場面もありました。しかし、米国消費者物価指数の発表を今夜に控え、一段の上値を追う動きは限られました。日経平均株価は、引けにかけてやや上げ幅を縮小し、結局前日比110円高の32,695円と続伸して取引を終えました。

ファーストリテイリングは前日比+0.39%、東京エレクトロンは同+2.90%、アドバンテストは同+3.64%と主力値嵩株が上昇し、3銘柄で日経平均株価を121円押し上げました。一方、前週失望的な決算を発表したソフトバンクグループは同-0.62%で3営業日続落となりました。

本日発表予定の海外経済指標等

【ドイツ】
11月ZEW景況感調査(期待)
  前月:-1.1 予想:5.0

【米国】
10月消費者物価指数(前年比)
  (総合) 前月:+3.7% 予想:+3.3%
  (コア) 前月:+4.3% 予想:+4.1%

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

※掲載している画像はイメージです。

【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら
ご投資にあたっての注意点