4月13日に発表された米国株の四半期決算をお送りいたします。
JPモルガン・チェース(JPM)
景気減速に備え引当金を積み増し
※ 会社発表、リフィニティブより野村證券投資情報部作成
※ 実績は2022年1-3月期四半期
※ 純収益は、事業会社の売上高にあたる金利収入や手数料収入から、金利費用などを差し引いた額
※ EPS は非米国会計基準の希薄化後一株当たり利益
※ 4月13日寄り前決算発表。発表後の株価は、13日の前日比騰落率
金融持株会社であるJPモルガン・チェースの2022年1-3月期決算は、金利収益は堅調だったものの、株式引受の低調や引当金の積み増しなどにより一株当たり利益が予想を下回りました。ジェイミー・ダイモン会長兼CEOは、「現状は、貸出は堅調で信用損失の状況は健全だが、高インフレや、サプライチェーン問題、ウクライナ紛争などによる課題が待ち受けている」とコメントしました。