5月11日に発表された米国株の四半期決算をお送りいたします。
ウォルト・ディズニー・カンパニー(DIS)
ディズニープラスの加入者数増加が継続
※ 会社発表、リフィニティブより野村證券投資情報部作成
※ 実績は2022年1-3月期四半期
※ 売上高は自社配信するために顧客との映画・TVライセンス契約を早期解消したことで発生した米国会計基準での売上高減少分を含みます。この影響を除く部門別売上高の合算は202.72億ドルで部門毎の市場予想の合計値を2.8%上回りました。
※ EPS は非米国会計基準の希薄化後一株当たり利益(上記の契約解消による悪影響を除く継続事業ベース)
※ 5月11日引け後決算発表。発表後の株価は、11日の時間外取引における11日終値比での騰落率(米国東部時間20時現在)
世界的なエンターテインメント企業であるウォルト・ディズニー・カンパニーの2022年1-3月期決算は、動画コンテンツのインターネットストリーミング配信事業のディズニープラスの加入者数が増加し、会社は長期の加入者数目標達成についても自信を示したことで、競合のネットフリックスの加入者数が減少したことによるビジネスモデルへの懸念が和らぎました。また、会社は米国パーク部門の好調を強調しました。一方で、コンテンツ作成や、成長に向けた広告、パーク運営などの費用増加が利益率に影響しました。