5月17日に発表された米国株の四半期決算をお送りいたします。
ウォルマート(WMT)
インフレが会社予想以上に影響
※ 会社発表、リフィニティブより野村證券投資情報部作成
※ 実績は2022年2-4月期四半期
※ EPS は非米国会計基準の希薄化後一株当たり利益
※ 5月17日寄り前決算発表。発表後の株価は、17日の前日比騰落率
小売、Eコマース、卸売事業を運営するウォルマートの2022年2-4月期決算は、売上高は予想を上回ったものの、一株当たり利益が予想を下回りました。
会社は、サプライチェーン費用の増加や、インフレの影響で売れ筋が低利益率商品にシフトしたこと、賃金上昇などが予想以上に利益率に影響したことをコメントしました。
2023年1月通期の一株当たり利益の見通しも、インフレなどの影響が継続することを前提に下方修正しました。