野村インベスター・リレーションズ株式会社『アイアールmagazineオンライン 2022年 夏号より

 アイアールmagazineオンライン編集部では、個人投資家が2022年上半期(1~6月)に投資した銘柄と、下半期(7~12月)に注目している銘柄についてWebアンケートを行いました。投資判断は千差万別。個人投資家の皆さんはどんな銘柄に注目したのでしょうか!?

※最新の情報は、会社のHPをご覧になるなどご自身でご確認ください。

2022年上半期(1~6月)に投資した銘柄 Best20!

2022年上半期(1~6月)を振り返ってみます。

1月・・・年末年始は34都道府県にまん延防止等重点措置が発令。コロナ禍として2回目の年明け。
2月・・・北京オリンピックでは、日本選手団は過去最多18のメダルを獲得。パラリンピックもメダル7つと健闘。同時期にロシアによるウクライナ侵攻が勃発。
3月・・・“まん延防止等重点措置”が全面解除された。
4月・・・東京証券取引所の市場区分がプライム、スタンダード、グロースに再編された。海外情勢が依然不安定ななか、円が急落し20年ぶりに131円台を記録。
5月・・・総務省が4月の全国消費者物価指数を発表。総合指数は前年同月比2.1%上昇し、8カ月連続増加を記録。
6月・・・観測史上最速の梅雨明けを記録。電力供給が逼迫し、節電が呼びかけられた。

 波乱万丈な上半期、個人投資家が“買った”銘柄ベスト20はこちら!

【1位】トヨタ自動車 (7203)

業種:輸送用機器
備考:1937(昭和12)年8月創立。愛知県豊田市トヨタ町に本社を置く、世界的な自動車メーカー。

【2位】商船三井 (9104)

業種:海運業
備考:総合輸送グループ。専用船、タンカー、LNG船、自動車船、コンテナ船まで世界最大級の船隊を誇る。

【3位】ソフトバンク (9434)

業種:情報・通信業
備考:総合デジタルプラットフォーマー。主軸は移動通信サービスの提供。強固な通信インフラの構築や技術開発に注力。

【4位】稲畑産業 (8098)

業種:卸売業
備考:合成樹脂や情報電子などを扱う化学専門商社。

【5位】日本たばこ産業(JT) (2914)

業種:食料品
備考:たばこを中心に食料品や医薬品も取り扱う。

【6位】INPEX (1605)

業種:鉱業
備考:原油・ガスの開発・生産。再生可能エネルギーにも取り組む。

【6位】三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)

業種:銀行業
備考:総合金融グループ。幅広い金融サービス・ソリューションで個人・法人のニーズに対応。

【8位】オリックス (8591)

業種:その他金融業
備考:不動産、投資、環境エネルギー、保険など領域の幅広さが強み。

【9位】JFEホールディングス (5411)

業種:鉄鋼
備考:社名のJFEは「日本、鉄鋼、エンジニアリング」を組み合わせた。

【10位】日本郵政 (6178)

業種:サービス業
備考:2007年の日本郵政公社の民営化によって設立された日本郵政グループの持株会社。

【11位】ゆうちょ銀行 (7182)

業種:銀行業
備考:経営理念として「最も身近で信頼される銀行」を目指している。

【11位】ENEOSホールディングス (5020)

業種:石油・石炭製品
備考:エネルギー事業、石油・天然ガス開発事業、金属事業を行う子会社およびグループ会社の経営管理。

【13位】日本製紙 (3863)

業種:パルプ・紙
備考:“目指す姿”は『木とともに未来を拓く総合バイオマス企業』。

【13位】日本電産 (6594)

業種:電気機器
備考:世界No.1の総合モーターメーカー。

【15位】三井住友フィナンシャルグループ (8316)

業種:銀行業
備考:「最高の信頼を通じて、お客さま・社会とともに発展するグローバルソリューションプロバイダー」の実現に取り組んでいる。

【16位】ヘリオス (4593)

業種:医薬品
備考:初心の誓いは「難治性疾患に対して新しい治療法を届ける」。再生医療の独自技術を擁するバイオベンチャー。

【17位】三井物産 (8031)

業種:卸売業
備考:大手総合商社。金属資源やエネルギー、機械・インフラなど16のセグメントを展開。

【18位】ソフトバンクグループ (9984)

業種:情報・通信業
備考:経営理念は「情報革命で人々を幸せに」。代表の孫正義氏は自社グループを「“情報革命の資本家”と定義したい」と語る。

【18位】日本製鉄 (5401)

業種:鉄鋼
備考:「技術力」「コスト競争力」「グローバル対応力」を進化させ、揺るぎない「総合力世界No.1の鉄鋼メーカー」を目指す。

【20位】キリンホールディングス (2503)

業種:食料品
備考:国内ビール・スピリッツ事業を中心に、飲料事業、医薬事業を展開。コーポレートスローガンは、“よろこびがつなぐ世界へ”。

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2022年下半期(7~12月)に投資したい銘柄Best20!

2022年下半期(7~12月)はどんなイベントが控えているのでしょうか。

7月・・・7月10日、第26回参議院議員通常選挙。
9月・・・日中国交正常化から50年の節目。
10月・・・岸田内閣発足1周年。
11月・・・バリ島でG20サミット開催。米国にて中間選挙。FIFAワールドカップ(カタール大会)開催。(11月後半~12月)

 個人投資家が“買いたい”銘柄ベスト20をどうぞ!

【1位】トヨタ自動車 (7203)

業種:輸送用機器
備考:先述の「2022年上半期に投資した銘柄20」でも1位を獲得。個人投資家からの注目の高さが際立つ結果となった。

【2位】三菱商事 (8058)

業種:卸売業
備考:三菱グループの大手総合商社。世界約90の国・地域に拠点を持ち、連結事業会社は約1,700社で大規模なビジネスを展開。

【3位】三井物産 (8031)

業種:卸売業
備考:「2022年上半期に投資した銘柄20」では17位。2022年は「変革と成長」をテーマとする中期経営計画の最終年。

【4位】三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)

業種:銀行業
備考:「2022年上半期に投資した銘柄20」では6位。成長戦略・構造改革・企業変革を3本柱とした中期経営計画を推進中。

【5位】三井住友フィナンシャルグループ (8316)

業種:銀行業
備考:「2022年上半期に投資した銘柄20」では15位。2022年は3カ年の中期経営計画の最終年。

【6位】伊藤忠商事 (8001)

業種:卸売業
備考:繊維、機械、金属、エネルギー、化学品、食料、住生活など、幅広いビジネスをグローバルに展開する大手総合商社。

【7位】武田薬品工業 (4502)

業種:医薬品
備考:研究開発型バイオ医薬品のリーディングカンパニー。創業来230年以上、革新的な医薬品と治療法の創出に取り組む。

【8位】日本郵船 (9101)

業種:海運業
備考:国際的な海上運送業を中心とした総合物流事業のほか客船事業などを運営。

【9位】オリックス (8591)

業種:その他金融業
備考:「2022年上半期に投資した銘柄20」では8位。

【10位】日本電産 (6594)

業種:電気機器
備考:「2022年上半期に投資した銘柄20」では13位。

【11位】KDDI (9433)

業種:情報・通信
備考:大手電気通信事業社。ブランドスローガンは「Tomorrow, Together」。

【11位】ソニーグループ (6758)

業種:電気機器
備考:AV機器大手。企業パーパスは「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす。」

【11位】ソフトバンクグループ (9984)

業種:情報・通信
備考:「2022年上半期に投資した銘柄20」では18位。「世界の人々が最も必要とするテクノロジーやサービスを提供する企業グループ」を目指す。

【11位】商船三井 (9104)

業種:海運業
備考:「2022年上半期に投資した銘柄20」では2位。

【15位】ANAホールディングス (9202)

業種:空運業
備考:1952年、ヘリコプター2機で事業を開始。国内線、国際線ともに首位。

【15位】稲畑産業 (8098)

業種:卸売業
備考:「2022年上半期に投資した銘柄20」では4位。

【17位】丸紅 (8002)

業種:卸売業
備考:社是は「正・新・和」の総合商社。生活産業、素材産業、エナジー・インフラソリューションなど幅広い領域でビジネスを展開。

【18位】イオン (8267)

業種:小売業
備考:総合スーパーの「イオン」を中心に金融やサービスなど独自のビジネスモデルを構築。

【19位】日本たばこ産業(JT) (2914)

業種:食料品
備考:「2022年上半期に投資した銘柄20」では5位。

【20位】リクルートホールディングス (6098)

業種:サービス業
備考:世界60カ国以上で事業展開するグローバルテックカンパニー。グループのミッションは「まだ、ここにない、出会い。より速く、シンプルに、もっと近くに。」。

【20位】東日本旅客鉄道 (9020)

業種:陸運業
備考:首都圏・東日本におけるトップシェアの鉄道会社。グループ理念は「究極の安全」。

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アンケートの概要
対象:個人投資家向け情報サービス「MIR@I」に登録いただいている会員
方法:「MIR@I」会員専用Webサイトにて回答
期間:2022/6/17~26  送付数:28,177件
回答者数:2,302件(回答率:8.2%)
「2022年、上半期に投資した銘柄、下半期に投資したい銘柄」を各5つまで複数記述で回答
※個別銘柄の順位は回答数が多い順となっており、銘柄の推奨を示すものではありません。

※本記事は、野村インベスター・リレーションズ株式会社『アイアールmagazineオンライン 2022年 夏号より
※株主優待の情報については、野村インベスター・リレーションズ株式会社『知って得する株主優待』公式サイトも併せてご覧ください。

ご投資にあたっての注意点