8月24日に発表された米国株の四半期決算をお送りいたします。

エヌビディア(NVDA)

マクロ経済や仮想通貨向けに不透明感

※ 会社発表、ブルームバーグより野村證券投資情報部作成
※ 実績は2022年5-7月期。会社は8月8日の暫定決算で5-7月期の売上高が約67.0億ドルになると発表(5月時点の会社見通しは81.0億ドル)。
※ EPS は非米国会計基準の希薄化後一株当たり利益
※ 8月24日引け後決算発表。発表後の株価は、24日の時間外取引における24日終値比での騰落率(米国東部時間20時00分現在)

 グラフィックスや、AI、データセンター向けなどの半導体の設計・販売を行うエヌビディアの2022年5-7月期決算は、8月8日に発表した暫定決算とほぼ一致し、8-10月期の売上高見通しは市場予想を下回りました。会社は売上高実績が5月時点の見通しを下回ったしたことについて(前期比19%減)、マクロ経済の逆風や、程度は分からないとしながらも仮想通貨の下落の悪影響とコメントしました。売上高見通しについて会社は、販売会社が現在の需要の減少や、モデルチェンジを前に在庫を減らしていることをコメントしました。

(文責:野村證券 投資情報部・竹綱)

<前回の当社決算おさらい>
エヌビディア(NVDA):ロシアと中国ロックダウンの悪影響を見込む<野村の米国株速報>

<過去の米国株決算まとめ>
野村の米国株決算リンク集:2022年1-3月期・4-6月期・7-9月期・10-12月期決算

野村の米国株決算リンク集:2021年10-12月期

ご投資にあたっての注意点