本日の株式市場

 本日の日経平均株価は前日比215円安の27,670円で取引を開始しました。前日の米国株式市場で目立った材料に乏しい中、NYダウが続落したことが嫌気されました。もっとも、もう一段下げるほどの勢いはなく、寄付き後は下げ幅を縮小する展開となりました。後場に入ると、手掛かり難の中再び下げ幅を拡大し、結局、寄付き近辺の前日比199円安の27,686円と3営業日ぶりに反落して取引を終えました。一方で、東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反発しました。

 個別ではファーストリテイリングや東京エレクトロンといった値嵩株が下落し、2銘柄で日経平均株価を約115円押し下げました。特に東京エレクトロンは、前日比-3.77%と日経平均の値下がり率首位となりました。前日の米国株式市場で半導体関連株で構成されるフィラデルフィア半導体指数が前日比-2.35%と下落したことが背景にあります。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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