信越化学工業は塩ビ採算の底打ちを予想

塩化ビニル(塩ビ)大手の信越化学工業は、1月26日に決算発表と電話会議を実施しました。同社はアジアの塩ビ市況が反転していることや、北米での需要増加が期待できることなどを要因に、北米の塩ビについて1月と2月に値上げを実施する予定としました。仮に今後、同社の予想通り塩ビの需要が増加した場合、日本企業にどのような影響を与えるのでしょうか。AI『xenoBrain』が「塩化ビニル需要増加」の他シナリオへの波及をもとに、影響が及ぶ可能性がある15社を抽出しました。

ニューストピック:塩化ビニル需要増加

『xenoBrain』は塩ビメーカーに加えて、塩ビの原料であるエチレンに関連する企業など15銘柄をリストアップしました。

・信越化学工業
・東ソー
・クラレ
・カネカ
・大阪ソーダ
・稲畑産業
・AGC
・テルモ
・KHネオケム
・出光興産
・レゾナック・ホールディングス
・日本触媒
・扶桑化学工業
・ADEKA
・山九

※xenoBrain 業績シナリオの読み方

(注1)本分析結果は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出したものです。『xenoBrain』は業界専門誌や有力な経済紙、公開されている統計データ、有価証券報告書等の開示資料、及び、xenodata lab.のアナリストリサーチをデータソースとして、独自のアルゴリズムを通じて自動で出力された財務データに関する予測結果であり、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。
(注2)『xenoBrain』とは、ニュース、統計データ、信用調査報告書、開示資料等、様々な経済データを独自のAI(自然言語処理、ディープラーニング等)により解析し、企業の業績、業界の動向、株式相場やコモディティ相場など、様々な経済予測を提供する、企業向け分析プラットフォームです。
(注3)時価総額500億円以上の銘柄を表示している。xenoBrainのデータは2023年1月30日時点。
(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成

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