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【野村の夕解説】日経平均株価899円高 米利下げ期待が押し上げ(11/26)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 本日の日経平均株価は、25日の米国株高に続いてテクノロジーや半導体株の上昇が目立ちました。25日の米国株式市場が、FRBによる利下げ観測が高まり上昇したことを背景に、日経平均株価は寄り付きから上昇しました。加えて、ラピダスが新工場の着工を発表したことが半導体メーカーの追い風になったほか、北海道電力が再稼働を目指す泊原子力発電所に関し、北海道の鈴木直道知事が定例道議会で再稼働を容認する考えを示したことから、電力関連企業も相場を押し上げました。他方、日銀は市場に対して早ければ12月にも利上げをする可能性を準備させているとロイターが報じたとされ、長期金利が上昇する中でも株価はしっかりした動きとなりました。後場に入ると心理的節目とみられる50,000円を前に上値の重さが意識されました。結果的に、東証プライム上場銘柄のうち約9割が上昇し、日経平均株価は前日比899円高の49,559円で引けました。個別では、連日下落をしていたソフトバンクグループが前日比+5.65%となり、日経平均株価を174円押し上げました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)日経平均株価のデータは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 本日米国では、地区連銀経済報告(ベージュブック)と9月耐久財受注、週間新規失業保険申請件数が発表予定です。雇用統計が欠落する中で、失業保険統計もFOMCの代替指標として注目です。 (野村證券投資情報部 笠原 光) ご投資にあたっての注意点

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