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14分前

【野村の夕解説】日経平均株価は3日ぶりに反発するも動意に欠ける動き(12/17)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 17日の日経平均株価は、1日を通して動意に欠けた動きが続いたものの、終値では小幅に反発となりました。本日の日経平均株価は、寄り付き後に下落に転じましたが、その後は明日から開催される日銀金融政策決定会合を控え、様子見の姿勢が続きました。個別株では半導体関連株の一角に押し目買いの動きがみられたことに加え、外国為替市場において、朝9時時点で1米ドル=154.70円台だった水準が、一時155.30円台まで米ドル高・円安が進み、相場の下支えとなりました。日経平均株価は前日の終値を挟み一進一退の動きが続いたものの、最終的には前日比128円高の49,512円と、3営業日ぶりの反発となりました。個別株では、アドバンテスト、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンの終値が、それぞれ前日比+1.43%、+1.29%、+1.13%となり、3銘柄で日経平均株価を151円押し上げました。そのほか、本日SBI新生銀行が東証プライム市場に上場し、終値は1,623円と、公開価格1,450円から上昇となりました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)日経平均株価のデータは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 明日から19日まで日銀の金融政策決定会合が開かれます。市場では、今回の会合での0.25%ポイントの利上げを概ね織り込んでおり、今回は展望レポートが発行される会合ではないことから、今後の利上げペースと政策金利の着地点に関する植田日銀総裁のコミュニケーションが注目されます。 (野村證券投資情報部 清水 奎花) ご投資にあたっての注意点

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