東京海上ホールディングス (8766) / 2023年3月期 通期

2023年3月期の経常利益は5,039億円で前期比11.2%減益となりました。QUICKコンセンサス予想の4,823億円を上回る水準でした。国内外・生損保共に順調に推移し、基調は良好でした。

今回、新たに2024年3月期の業績予想が開示されました。経常利益は7,500億円で前期比48.8%増益と予想しています。QUICKコンセンサス予想の6,625億円を大きく上回る水準でした。損保を中⼼に、レートの引き上げや販売の拡大などを推進要因として、収益の堅調な増加を⾒込んでいます。

2023年3月期の期末配当予想は50円と従来予想から据え置かれました。2024年3月期の年間1株当たり配当予想は121円としました。その他、上限500億円で発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合が1.5%の自社株買いが発表されています。今期の自社株買いは、現時点では、年間を通じて1,000億円を機動的に実⾏していく⽅針としました。

(注)本日引け後から15:30までに決算を発表した企業の内、FINTOS!ウォッチリスト登録の上位1銘柄を掲載している。
(出所)会社資料、日本経済新聞社、xenoBrainより野村證券投資情報部作成

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