日経平均株価が1990年以来33年ぶりに31,000円台に達しました。この背景として、現在の経常利益が1989~90年当時の3倍に達していることなど、「堅調な業績」の裏付けがあります。2022年度のラッセル野村ラージキャップの経常増益率は前年度比+4.1%増益となり、2期連続の史上最高益更新となりました。業種別では、製造業が業績をけん引し、非製造業はコロナ禍からの反動と経済活動正常化で明暗が分かれています。2023年度は前期比+5.5%増益が見込まれており、事業環境が正常化する業種が増益寄与する一方、資源価格下落の影響で減益予想の業種もあります。2024年度はさらなる史上最高益更新が見込まれ、業績を裏付けにした日本株の持続的な上昇が期待されています。

ご投資にあたっての注意点