1位は株式分割予定のNTT、花王は順位を大幅に上げて4位に

直近1週間(5月29日から6月4日まで)の間にFINTOS!で最も閲覧数が多かったトップ10の銘柄をランキング形式でご紹介します。

1位にランクインした日本電信電話(9432)は、5月12日に、6月30日を基準日として1株につき25株になるよう株式分割を行うと発表しました。最低投資額が大幅に低下することが話題となっています。

前週の39位から大きく順位を上げた花王(4452)は4位にランクインしました。同社は証券会社が相次いで目標株価を下方修正したこともあり、5月31日に年初来安値を更新しています。

また、ENEOSホールディングス(5020)も前週の16位から順位を上昇させ、6位にランクインしました。野村證券は5月30日付でアナリストレポート「中計施策実施による収支改善を予想」を配信しており、同社の業績予想を修正しています。

8位から10位には、前週ランキングには入っていなかった銘柄が次々とランクインしています。8位のキリンホールディングス(2503)については、5月30日付でアナリストレポート「シナジー創出に向けた戦略提示を期待」が配信されました。

9位のソフトバンクグループ(9984)は、一時株価が4ヶ月ぶりとなる6,000円台を回復しました。ChatGPTが話題を集める中、AI関連の演算に使用される半導体への期待も高まっています。これにより、同社傘下でIPOを予定しているアーム社の企業価値への注目が高まっている可能性があります。

10位の三菱ケミカルグループ(4188)は、外資系証券会社が投資判断を引き下げた結果、一時的に株価が乱高下し、注目を浴びました。

(注)画像はイメージ。

(FINTOS!編集部)

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