本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前日比229円安の31,988円と反落して取引を開始しました。前日の米国株安や前日の大幅高の反動から、寄付き直後は同283円安の31,933円まで下げ幅を広げました。しかし、その後は急速に下げ渋り上昇に転じました。新規の材料に欠く中、上場企業の資本効率やガバナンス改善への期待が追い風となりました。指数計算上日経平均株価への影響が大きい、ファーストリテイリングや東京エレクトロンなどの主力株の多くが朝安後切り返し、日経平均株価を押し上げました。引けにかけて日経平均株価は一段高となり、結局前日比289円高の32,506円と本日の高値圏で取引を終えました。4営業日続伸で、33年ぶりの高値を更新しました。

今日の東証プライム市場は、朝方の値下がり銘柄数は全体の8割超を占めましたが、その後、幅広い銘柄が上昇に転じる1日でした。大引けでは、値上がり933銘柄に対して値下がり829銘柄と、わずかながら値上がり銘柄優勢となりました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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