本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前日比112円高の32,618円と前日比上昇して取引を開始しました。前日の米国株市場で、半導体関連銘柄が上昇し、主要3指数が小幅ながら揃って上昇したことが投資家心理を支えました。寄り付き後間もなく、32,700円台を付ける場面も見られましたが、目新しい取引材料に欠ける中、高値警戒感から、下落基調となりました。ファーストリテイリングやソフトバンクグループなどの値がさ株に加え、東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体関連株が下落に転じたことが下押し圧力となりました。後場も下落基調が続き、終値は前日比593円安の31,913円と本日の安値で取引を終えました。日中の値幅は794円と今年最大となりました。

本日の東証売買代金は4.65兆円と、月末やSQなどの特別な日ではない中で大商いとなりました。また、33業種別指数では、ゴム製品(前日比+0.03%)を除く32業種が下落し、下落率上位は、機械(同+2.31%)、電気機器(同-1.94%)、医薬品(同-1.92%)、精密機器(同-1.69%)となりました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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