本日の株式市場

本日の日経平均株価は前日比8円安の33,493円で取引を開始しました。前日の米国株式市場でFOMCを受けて、主要3指数がまちまちな結果となったことが影響しました。寄付き後は、前日終値付近で一進一退となったものの、米利上げが長期化するとの観測を背景に、円安ドル高が進行したことから、徐々に水準を切り上げ、一時前日比264円高となる場面もありました。後場に入り、しばらくは高値を維持していたものの、前日までの4日間で日経平均株価は1,861円上昇していたことから、短期的な過熱感もあり、上げ幅を縮小する展開となりました。結局、前日比16円安の33,485円と寄付きとほぼ同値で取引を終えました。

個別では、東京エレクトロンやアドバンテストといった半導体関連株が上昇し、2銘柄で日経平均株価を65円ほど押し上げ、日経平均株価を支えた一方で、ファーストリテイリングやソフトバンクグループといった値嵩株が下落し、日経平均株価を約61円ほど押し下げました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
・6月NY連銀製造業景気指数
  前月:-31.8 予想:-15.1
・6月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数
  前月:-10.4 予想:-14.0
・5月小売売上高(前月比:%)
  前月:+0.4 予想:-0.2

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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