革新機構がJSRを買収することを発表

政府系ファンドである産業革新投資機構(JIC)は、株式公開買い付け(TOB)を利用して半導体材料メーカーのJSR(4185)を買収する計画を明らかにしました。JSRは、感光材であるフォトレジストで世界トップのシェアを誇っています。フォトレジスト市場は、JSRを含む日本企業が約90%の世界シェアを占めるなど、高い競争力を持っています。もしフォトレジストの生産が将来的に増加すれば、日本企業にはどのような影響が出るのでしょうか。AI「xenoBrain」は、「フォトレジスト生産増加」が他のシナリオにも波及する可能性を考慮し、影響が及ぶ可能性のある15銘柄を選出しました。

ニューストピック:フォトレジスト生産増加

「xenoBrain」は、フォトレジスト製造業者だけでなく、各種原材料を製造するメーカー等を含む15社をリストアップしています。

・信越化学工業
・東京応化工業
・東洋合成工業
・メック
・JSR
・住友化学
・日本化薬
・KHネオケム
・富士電機
・ディスコ
・ソシオネクスト
・ルネサスエレクトロニクス
・サンケン電気
・ジャパンディスプレイ
・EIZO

※xenoBrain 業績シナリオの読み方

(注1)本分析結果は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出したものです。『xenoBrain』は業界専門誌や有力な経済紙、公開されている統計データ、有価証券報告書等の開示資料、及び、xenodata lab.のアナリストリサーチをデータソースとして、独自のアルゴリズムを通じて自動で出力された財務データに関する予測結果であり、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。
(注2)『xenoBrain』とは、ニュース、統計データ、信用調査報告書、開示資料等、様々な経済データを独自のAI(自然言語処理、ディープラーニング等)により解析し、企業の業績、業界の動向、株式相場やコモディティ相場など、様々な経済予測を提供する、企業向け分析プラットフォームです。
(注3)時価総額500億円以上の銘柄を表示している。xenoBrainのデータは2023年6月28日時点。
(注4)画像はイメージ。
(注5)ジャパンディスプレイ(6740)は「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載有り。
(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成

ご投資にあたっての注意点