
ロームが東芝買収に3000億円拠出
ローム(6963)が、東芝(6502)の非公開化に参加すると正式に発表しました。合計の拠出額は3,000億円になる見込みです。両社はパワー半導体を主力としたディスクリート事業において競争力を持っており、製造部門での連携も有望視されています。ロームは以前から、SiC(炭化ケイ素)パワー半導体に力を入れて投資を行ってきました。エネルギー効率に大きな影響を与えるSiCパワー半導体への需要は高まっており、今後の市場拡大が期待されます。SiCパワー半導体への需要増加は、日本企業にはどのような影響を与えるのでしょうか。AI「xenoBrain」は、「SiCパワー半導体需要増加」が他のシナリオにも波及する可能性を考慮し、影響が及ぶ可能性のある15銘柄を選出しました。
ニューストピック:SiCパワー半導体需要増加
「xenoBrain」はSiCパワー半導体や関連製品を手掛ける15銘柄をリストアップしました。
・ルネサスエレクトロニクス
・東芝
・ローム
・日清紡ホールディングス
・太陽誘電
・MARUWA
・レゾナック・ホールディングス
・フェローテックホールディングス
・信越化学工業
・扶桑化学工業
・トリケミカル研究所
・フジミインコーポレーテッド
・日産化学
・レーザーテック
・コニカミノルタ

(注1)本分析結果は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出したものです。『xenoBrain』は業界専門誌や有力な経済紙、公開されている統計データ、有価証券報告書等の開示資料、及び、xenodata lab.のアナリストリサーチをデータソースとして、独自のアルゴリズムを通じて自動で出力された財務データに関する予測結果であり、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。
(注2)『xenoBrain』とは、ニュース、統計データ、信用調査報告書、開示資料等、様々な経済データを独自のAI(自然言語処理、ディープラーニング等)により解析し、企業の業績、業界の動向、株式相場やコモディティ相場など、様々な経済予測を提供する、企業向け分析プラットフォームです。
(注3)時価総額500億円以上の銘柄を表示している。xenoBrainのデータは2023年7月20日時点。
(注4)画像はイメージ。
(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成