
武田薬品工業 (4502) / 2024年3月期 第1四半期
2023年4-6月期の営業利益は1,686億円で前年同期比12.0%増益となりました。QUICKコンセンサス予想の1,251億円を大きく上回る水準でした。為替相場が円安に推移したことに加えて、オンコロジー(がん)を除く主要ビジネスエリアが好調であったため、増収増益となりました。なお、売上収益全体の40%を占める「成長製品・新製品」は、恒常為替レートベースで前年同期比+16.2%の増収となりました。会社はこれを力強い年度のスタートと評価しています。

会社は、2024年3月期通期の営業利益見通しを3,490億円で据え置きました。QUICKコンセンサス予想の3,926億円を下回る水準でした。

2024年3月期の年間1株当たり配当予想は188円と従来予想から据え置かれました。
(注)本日引け後から15:30までに決算を発表した企業の内、FINTOS!ウォッチリスト登録の上位1銘柄を掲載している。
(出所)会社資料、日本経済新聞社、xenoBrainより野村證券投資情報部作成
※本記事は、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。