
日本電信電話 (9432) / 2024年3月期 第1四半期
2023年4-6月期の営業利益は4,747億円で前年同期比5.7%減益となりました。QUICKコンセンサス予想の5,213億円を下回る水準でした。なお、営業収益は同1.4%増収、当期利益は同2.0%増益と同期間として過去最高を更新しています。また、当社は7月1日を効力発生日として株式分割を実施しましたが、株式分割の公表を契機として、2023年6月末時点の株主数は3月末比+18%の108.6万人と大幅に増加しました。

会社は、2024年3月期通期の営業利益見通しを1兆9,500億円で据え置きました。QUICKコンセンサス予想の1兆9,496億円とほぼ同水準でした。

2024年3月期の年間1株当たり配当予想は5円と従来予想から据え置かれました。その他、上限2,000億円で発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合が1.64%の自社株買いが発表されています。
(注)本日取引時間中に決算を発表した企業の内、FINTOS!ウォッチリスト登録の上位1銘柄を掲載している。
(出所)会社資料、日本経済新聞社、xenoBrainより野村證券投資情報部作成
※本記事は、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。