
金価格が初の1グラム1万円台に
8月29日、国内の金価格の代表指標である田中貴金属工業の地金価格が、初めて1グラム1万円を超えました。円安・ドル高の動きに加えて、世界景気への不安から金が「安全資産」として選好されており、価格が上昇しています。仮に今後、金需要が増加した場合、日本企業にどのような影響を与えるのでしょうか。AI「xenoBrain」は、「金需要増加」が他のシナリオにも波及する可能性を考慮し、影響が及ぶ可能性のある15銘柄を選出しました。
ニューストピック:金需要増加
『xenoBrain』は、金鉱山の権益を持つ企業や、金取引を手掛ける企業、そして金価格上昇の影響を受ける企業など、合わせて15銘柄をリストアップしました。
・三菱マテリアル
・AREホールディングス
・伊藤忠商事
・DOWAホールディングス
・三井金属鉱業
・古河機械金属
・住友金属鉱山
・愛知製鋼
・メイコー
・三井ハイテック
・パイロットコーポレーション
・デンソー
・トヨタ紡織
・ルネサスエレクトロニクス
・ジャパンディスプレイ

(注1)本分析結果は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出したものです。『xenoBrain』は業界専門誌や有力な経済紙、公開されている統計データ、有価証券報告書等の開示資料、及び、xenodata lab.のアナリストリサーチをデータソースとして、独自のアルゴリズムを通じて自動で出力された財務データに関する予測結果であり、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。
(注2)『xenoBrain』とは、ニュース、統計データ、信用調査報告書、開示資料等、様々な経済データを独自のAI(自然言語処理、ディープラーニング等)により解析し、企業の業績、業界の動向、株式相場やコモディティ相場など、様々な経済予測を提供する、企業向け分析プラットフォームです。
(注3)時価総額500億円以上の銘柄を表示している。xenoBrainのデータは2023年8月30日時点。
(注4)画像はイメージ。
(注5)ジャパンディスプレイ(6740)は「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載有り。
(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成