トヨタが部品メーカーへの鋼材価格を据え置きと伝わる

一部報道では、トヨタ自動車(7203)が集中購買制度をベースに、系列部品会社に支給する際の鋼材価格について、2024年3月期下期は上期から据え置かれると伝えられました。これが事実であれば、国内の自動車生産が高水準を維持しているのに対し、高炉メーカーが生産能力を縮小しているため、トヨタが鋼材の安定調達を重視した可能性が考えられます。仮に今後、自動車用鋼材の需要が増加した場合、日本企業にどのような影響を与えるのでしょうか。AI「xenoBrain」は、「自動車向け鋼材需要増加」が他のシナリオにも波及する可能性を考慮し、影響が及ぶ可能性のある15銘柄を選出しました。

ニューストピック:自動車向け鋼材需要増加

「xenoBrain」は、高炉メーカーや電炉メーカー、特殊鋼メーカーに加えて、製鉄工場や溶解炉に関わる企業を含む15銘柄をピックアップしました。

・東京製鐵
・日本製鉄
・愛知製鋼
・豊田通商
・山陽特殊製鋼
・川崎汽船
・上組
・三菱倉庫
・三井倉庫ホールディングス
・黒崎播磨
・能美防災
・ミツウロコグループホールディングス
・岩谷産業
・伊藤忠エネクス
・日本瓦斯

※xenoBrain 業績シナリオの読み方

(注1)本分析結果は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出したものです。『xenoBrain』は業界専門誌や有力な経済紙、公開されている統計データ、有価証券報告書等の開示資料、及び、xenodata lab.のアナリストリサーチをデータソースとして、独自のアルゴリズムを通じて自動で出力された財務データに関する予測結果であり、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。
(注2)『xenoBrain』とは、ニュース、統計データ、信用調査報告書、開示資料等、様々な経済データを独自のAI(自然言語処理、ディープラーニング等)により解析し、企業の業績、業界の動向、株式相場やコモディティ相場など、様々な経済予測を提供する、企業向け分析プラットフォームです。
(注3)時価総額500億円以上の銘柄を表示している。xenoBrainのデータは2023年9月6日時点。
(注4)画像はイメージ。
(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成

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