トップ10では1位のNTTを除く全ての銘柄が年初来高値を更新

上位7銘柄の順位は前週から変動がありませんでした。1位の日本電信電話(NTT, 9432)は、一部報道で総務省がNTT法の見直しについて、通信大手各社のトップから意見を聴取する予定と伝えられ、話題となりました。

トップ10では、1位のNTTを除く全ての銘柄が前週(9/4~8)に年初来高値を更新しました。特に、6位のソフトバンク(9434)、7位の三菱HCキャピタル(8593)、8位の積水ハウス(1928)は、上場来高値更新となりました。

積水ハウスは、前週のランキング圏外からの浮上となりました。9月7日に2023年2-7月期の決算を発表し、営業利益は前年同期比15%減の1,249億円と野村予想の1,080億円を169億円上回りました。

9位のJFEホールディングス(5411)も前週はランキング圏外でした。JFE HDは、9月5日に公募増資と新株予約権付社債(転換社債=CB)を組み合わせ、総額約2,100億円を調達すると発表しました。この調達資金は、大規模な脱炭素関連投資に充てられる予定です。

(FINTOS!編集部)

(注1)画像はイメージ。
(注2)各種データは2023年9月11日時点。
(注3)年初来高値、上場来高値は修正株価ベース。

ご投資にあたっての注意点