8月に年初来安値を更新した銘柄が複数ランクイン

日本電信電話(NTT, 9432)が前月に続き1位を維持しました。株式分割の発表以降、NTT株に対する投資家の関心は増しています。足元では、政府と自民党がNTT法の改正についての議論を開始しました。NTT法の改正とともに、政府が保有するNTT株の売却も検討されているため、議論の進展に業界内外から大きな関心が寄せられています。

今回、ランキング圏外からトップ20に浮上した銘柄の多くが、8月に年初来安値を更新した銘柄でした。具体的には、6位の住友化学(4005)、9位の日本M&Aセンターホールディングス(2127)、17位のLIXIL(5938)、18位のオリンパス(7733)が該当します。

前月から大きく順位を上げた4位のキリンホールディングス(2503)や10位の旭化成(3407)についても、年初来安値こそ更新しませんでしたが、8月に株価が大きく下落する場面が見られました。これらの銘柄に対して、相場の流れに逆らう「逆張り」志向の投資家が押し目買いを入れた可能性があります。

(FINTOS!編集部)

(注1)画像はイメージ。
(注2)各種データは2023年9月11日時点。

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