トヨタ自動車(7203)/ 2024年3月期 第2四半期

2023年4-9月期の営業利益は2兆5,593億円で前年同期比124.2%増益となりました。QUICKコンセンサス予想の2兆2,340億円を大きく上回る水準でした。為替変動の影響や販売台数の増加、車種構成の改善、そして海外を中心とした価格改定などにより、大幅な増益となりました。

会社は、2024年3月期通期の営業利益見通しを3兆円から4兆5,000億円に上方修正しました。QUICKコンセンサス予想の4兆1,172億円を大きく上回る水準でした。上方修正の背景には、為替変動の影響や資材高騰による影響の改善、車種構成の改善、そして海外を中心とした価格改定などがあります。なお、通期の為替レートの前提は、1ドル=141円(従来125円)、1ユーロ=152円(従来135円)としています。

今回新たに開示された2024年3月期の中間配当金は、前期から5円増配となる30円とされました。その他、上限1,000億円で発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合が0.44%の自社株買いが発表されています。

(注)本日15:30までに決算を発表した企業の内、2023年7月1日~2023年9月30日の期間で、野村證券の個人口座で買い付けられた上位1銘柄(約定件数ベース)を掲載している。
(出所)会社資料、日本経済新聞社、xenoBrainより野村證券投資情報部作成

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