本日の株式市場

本日の日経平均株価は前週末比250円高の32,818円で取引を開始しました。前週末の米国市場で、米長期金利の上昇が一服し、主要株価指数指数が揃って上昇したことが好感されました。寄付き後早々に、前週末比345円高をつけましたが、上値は重く、徐々に上げ幅を縮小する展開となりました。後場に入り、根強い中国景気への悪化懸念や、米株価指数先物が軟調に推移したことが嫌気され、日経平均株価は一時下落に転じる場面もありました。その後は前週末終値近辺で一進一退となり、前週末比17円高の32,585円と、ほぼ横ばいでこの日の取引を終えました。

個別では、東京エレクトロンやTDK、アドバンテストといったハイテク株の一角が上昇し、3銘柄で日経平均株価を約73円押し上げました。東京エレクトロンは前週末引け後に、決算と同時に通期業績見通しを上方修正したことが好感されたことに加え、前週末の米国株式市場でハイテク株が上昇したことが追い風になりました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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