本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前週末比25円安の33,559円で取引を開始しました。もっとも、これまでに発表された企業決算で業績が概ね堅調だったことから先高観は強く、寄付き後早々に上昇に転じました。一時前週末比268円高の33,853円をつけ年初来高値を上回る場面もありました。ただ、為替市場でドル円レートが円高が進んでいることに加え、先週一週間で約1,000円上昇したことに対する、短期的な過熱感への警戒から、上昇幅を縮小する展開となりました。その後は徐々に上げ幅を縮小し、後場には再度下落に転じました。その後は、追加の材料がない中、33,400円近辺でもみ合いとなり、結局、前週末比197円安の33,388円と、この日の安値圏で取引を終えました。

個別株では、前週末引け後に決算と同時に2024.3期業績見通しの上方修正と自社株買いを発表した、東京海上ホールディングスが前週末比+5.62%と大幅高となりました。一方で、東京エレクトロンやアドバンテストといった半導体関連株の下落が目立ちました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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