本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前日比65円高の33,453円で取引を開始しました。前日の米国株式市場で主要3指数が揃って上昇したことが好感されました。しかし、為替市場でドル円レートが円高に急速に進んでいることから、輸出企業の採算が悪化するとの懸念が高まったことが株価を抑え、日経平均株価は寄付き後間もなく下落に転じました。その後は、アジア株式市場が堅調に推移したことから、日経平均株価は下げ渋りを見せ、前日終値近辺で一進一退となりました。後場に入っても新たな材料に乏しい中、方向感に欠ける動きとなり、前日比33円安の33,354円と小幅に続落して、取引を終えました。一方、東証グロース市場250指数は前日比+1.79%と3営業日続伸となりました。

個別では、アドバンテストや東京エレクトロンといった半導体関連の一角が上昇し、2銘柄で日経平均株価を約61円押し上げました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
10月中古住宅販売件数(年率換算:万件)
  前月:396 予想:390
11月FOMC議事要旨 (日本時間翌4:00)

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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