本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前日比208円安の33,022円で取引を開始しました。前日の米国株式市場では、長期金利が上昇する中で高値警戒感が高まり、主要3指数揃って下落しました。米国市場でハイテク株が下落した流れを引き継ぎ、東京エレクトロンやアドバンテストなどの主力ハイテク株の下落が目立ちました。投資家心理の悪化はファーストリテイリングにも及び、主力株の下落が重石となり、日経平均株価は寄り付き後も下げ幅を広げました。しかし、前日比504円安の32,726円まで下落した後は下げ渋り、32,800円近辺で一進一退を続けました。結局引けにかけては下げ幅を広げ、前日比455円安の32,775円と3営業日続落して取引を終えました。日経平均株価は前日比-1.37%の下落となった一方で、TOPIXは同-0.84%と下げ渋りました。

日経平均株価への影響が大きい銘柄の下落が目立ちました。ファーストリテイリングが前日比-2.39%、東京エレクトロンは同-3.96%、アドバンテストは同-6.21%となり、3銘柄で日経平均株価を約259円押し下げました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
11月ISMサービス業景気指数
  前月:51.8 予想:52.3

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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