上位30銘柄を比較すると多くの銘柄が重複

2023年10月1日から12月31日までの期間で、野村證券に個人口座を持つ20代と60代の投資家が購入した上位30銘柄をそれぞれランキング形式で紹介いたします。

20代と60代のランキングを比較すると、多くの銘柄が重複しています。トップ3については順位は異なりますが、トヨタ自動車(7203)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、日本電信電話(9432)が共通してランクインしています。また、上位30位までで、異なる銘柄はわずか8つだけでした。

20代のみにランクインした銘柄は、8位のRIZAPグループ(2928)、12位のオリエンタルランド(4661)、14位の楽天グループ(4755)、21位のカバー(5253)、27位のANAホールディングス(9202)、28位のソフトバンク(9434)、29位の日本航空(9201)、30位の海帆(3133)です。これらの銘柄は流行、旅行、娯楽、スマホ関連など、若年層にとって身近なものとなっている印象です。

一方、60代のみでランクインした銘柄は、14位のニデック(6594)、16位のアドバンテスト(6857)、21位の三井住友フィナンシャルグループ(8316)、22位のみずほフィナンシャルグループ(8411)、23位の商船三井(9104)、24位の小松製作所(6301)、25位のIHI(7013)、28位のヤマハ発動機(7272)です。こちらでは日本銀行の金融政策正常化などにより注目を集めた銀行株や、航空エンジン問題が浮上したIHIなど、金融市場で話題となった銘柄が多くランクインしている印象です。

(野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課)

(注1)画像はイメージ。
(注2)各種データは2024年1月18日時点。

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