本日の株式市場

前日の米国株式市場では、大手ハイテク企業への好業績期待から主要3指数揃って上昇しました。米国株高の流れを引き継ぎ、本日の日経平均株価は前日比58円高の36,605円と続伸して取引を開始しました。前場では幅広い銘柄の上昇に支えられ、日経平均株価は上げ幅を広げ、前日比373円高の36,920円で前場の取引を終えました。後場寄り前に、日銀政策決定会合で現行の金融緩和策維持を決めた事が伝わりました。これが好感され、日経平均株価は前日比437円高の36,984円まで上げ幅を広げました。しかし、3営業日で1,500円超の急上昇に対する高値警戒が強まり、急速に上げ幅を失い下落に転じました。しかし、先高感は維持され、前日の終値前後では下値も堅く、結局前日比29円安の36,517円と3営業日ぶりに反落して取引を終えました。

東証プライム市場の騰落銘柄数は、朝方では1,000銘柄超、全体の6割を超える銘柄が値上がりしましたが、大引けでは、値上がり557銘柄に対して値下がり1,046銘柄と6割超の銘柄が値下がりしました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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