本日の株式市場

本日の日経平均株価は前日比233円安の36,003円で取引を開始しました。前日の米国株式市場で主要3指数は揃って上昇したものの、主に半導体関連株で構成されるフィラデルフィア半導体株指数が反落したことに加え、引け後に発表されたインテルの決算が振るわなかったことで、国内市場では半導体関連株が軟調となりました。下げ一巡後は35,900円を挟んでもみ合いとなりましたが、後場に入り、米株価指数先物が軟調に推移したことが嫌気され、日経平均株価は下げ幅を拡大する展開となり、下げ幅を一時前日比548円安まで拡大させる場面もありました。その後も安値圏でもみ合いとなり、前日比485円安の35,751円と反落してこの日の取引を終えました。


個別では、アドバンテストや東京エレクトロンといった半導体関連株が下落し、2銘柄で日経平均株価を約157円押し下げました。また、ルネサスエレクトロニクスが前日比-7.75%と大きく下落しました。NECと日立製作所が保有する同社株を全て売却すると発表したことが嫌気されました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
12月個人消費支出・所得統計
 支出(前月比:%)
  前月:0.2 予想: 0.4
 所得(前月比:%)
  前月:0.4 予想: 0.3
PCEコア価格(前月比:%)
  前月:3.2 予想: 3.0

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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